せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2004年12月28日(火) 「gaku-GAY-kai 2004」

 朝から、仕込み、すべてを蓮子くん、亜弓ちゃん、さやかちゃんにおまかせして、僕はひたすら、自分の練習をさせてもらう。
 1時からゲネプロ。なんとか終わる。これが本番でどうなっていくのか、楽しみ。
 その後、ジオマンのリハーサル。急遽、出演をお願いした小林くんに「また一人」のバックでの芝居の相手役をお願いする。僕がつきあっては別れる三人の男を次々演じてもらうことに。
 5時からメークをアルピーナさんにやってもらい、開演時間に。
 何が何やらというかんじで立った舞台なのに、稽古場よりも落ち着いていられたかもしれない。相手の台詞がちゃんと聞こえて、台本を手に持っていない身軽さ、そして何より、お客さんの前にいるんだといううれしさが今回も僕を支えてくれる。
 フライングステージの後も、ピンクベアさんのリーディング、ヒラリンの講談、ヒメノカリスさんの反戦ソング、teppenさんのオペラ、歌ちゃんのパワフルな歌とイカした演目が続く。
 いっこうちゃんのダンスを袖から見ながら、ジオマンのスタンバイ。今年は何のしかけもない三曲の構成。1曲目「三味線フラフープ」(神楽坂浮子)、僕たちの定番の演目。2曲目「また一人」(九重佑三子)。ギルバート・オサリバンの「アローン・アゲイン」のカバー。訳詞、なかにし礼のとんでもなくいい仕事のおかげで、あの名曲がすっかりジオマンテイストになっている。センターで唄うマルゴリータのバックで、僕が次々男と出会っては捨てていく。相手役は小林くん。さっきつけたばっかりの段取り(郡司君に「えげつないことするねえ」と言われた)にしっかり応えてくれて、しかも、「青い目」を自分でつくってくれたり、3コーラス目の長い髪の男のヅラをトバしてくれたりと、大活躍。
 3曲目は「マツケンサンバ」。郡司くんに「マツケン」として出てもらっての一大レビューショー。郡司くんは、ヅカのスターさんが背負うような白のオストリッチの背負子を自前で持ってきて、すごいゴージャス感。流し目いっぱいの歌いっぷりもすばらしい。いっこうちゃん、永山くん、まさひろくんにも出演しもらって、がっつり躍り込む。終盤は出演者全員に出てもらってフィナーレ。終了。
 30分押しか?という進行が、最終的に5分押しで終わったので、バラシがあっという間に終了。蓮子くんに大感謝。
 うちあげは、お客さんもふくめて楽しく盛り上がる。
 あきやんにしやんとも、おしゃべりたくさん。
 二次会は毎年恒例のようなシモンさんへ。
 むらぽん、じゅんくんと来年の演目についていろいろ話す。ジュンくんとは「贋作・Wの悲劇」で盛り上がる。
 朝まで飲んで解散。靴ずれがひどいことになっていたので、新宿駅に向かうみんなと別れて、一人、新宿線の新宿三丁目駅へ。
 これまた毎年恒例で、本八幡まで行ってしまい、折り返して菊川まで乗り過ごし、また乗り換えて住吉まで戻る。これも恒例なかんじ。
 歩けないので、駅からタクシー。たどりついたものの鍵を忘れていて、居間の窓を開けて、ようやく家に入る。じゅうたんの上で、しばらくのびてしまった。


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