日記のような雑記

2003年05月26日(月) だけどやっぱり麻衣が好き

というわけで、悪霊シリーズ再読してしまいました。

そもそものはじまりは、私が風邪をひいてしまった事。
熱はなく、せきと鼻水だけの症状で、まあいつものことなんですが、「せき→マスク→SARS」という連想からか、父が異常に心配してくれまして。「熱はないんだけど」という説得にも関わらず、一昨日病院へ行きました。
で、薬を貰ったので家で寝る事にしました。
暇なので、「ゴーストハント」のCDシネマ(カセットに録音したやつ)を聞く事にしました。

CDシネマは、第一巻が「ヲリキリさまの鬼火」(安原さん初登場の回)、
二巻が「ウラドは其処に居る」(悪霊になりたくない!)、
三巻が「えびす異神論」(悪霊とよばないで)、
四巻が「悪夢の棲む家」(ホワイトハートのですね)
というラインナップ。
宮村優子さんのラジオ内でオンエアされていたものだそうです。かなり前のことですが。

このCDで初めて「悪霊シリーズ」と「小野不由美」という名前を知りました。
地元の図書館で偶然手に取ったのが高校の時なので、もう4、5年前です。
全部聞いたあと古本屋に走り、一冊も見つからなかったので新刊書店に行きました。

今思うとちょっと不思議な感じもするのですが、高校からの帰り道にあるその書店には、悪霊シリーズが全巻揃っていました。
あ。でも、当時既に「十二国記」が出ていたと思うのでそんなにヘンじゃないかもしれません。
「悪夢の棲む家」だけは古本で見つけました。何故…。怖かったのかな。表紙がホラーっぽくなくて、だまされて買ってしまった人が売ったんでしょうか。
これだけダントツに怖いですからね。「浦戸」も相当怖かったけど、こっちは舞台が民家だし。ティーンズハートの最終巻がほのぼのしてたので、あまりの怖さに度肝を抜かれた思い出があります。

とにかく2、3冊ずつ買って読みました。
かなり短期間にそろえたので、三千円ちょっとかかったと思います。
当時のお小遣い(月ぎめ)が五千円だったのを考えると、かなりの散財だったようです。
でも、満足でした。
今も繰り返し読んでいるので、元は取れたと思います(笑)


「悪霊シリーズとの出会い」になってしまいました。感想を書こうと思ったのに…。
それでCDシネマを聞いたあと、あまりの面白さにいてもたってもいられなくなって読んだのが、「悪霊とよばないで」以降の計5冊なのでした。
おこぶさまの回と、最終回と、ホワイトハート版ですね。

実は今まで、ラストの展開に全然納得していませんでした。
ネタバレになるので書きませんが、あまりの衝撃的な展開についていけなかったのです。
今さらそんなのアリ?という感じで。

ずっと「私はそんなの認めないわよ!」派だったのですが、今になって考えが変わりました。
おちついて読んでみたら、ラストにちゃんと納得がいきました。
麻衣ちゃんもその方が幸せだよなあ、とまで思いました。

で、今も昔も一番好きなキャラは麻衣ちゃんなわけですが。
今は、麻衣ちゃんはぼーさんとくっつけばいいと思っております(腐)
「悪夢の棲む家」を読むと、少なくとも7歳以上の年の差があるのがわかりますが、そのくらいどうってことないですよね?ね?
むしろ理想ですよねそのくらい!

と、個人的な好みを吐露して終わります。
適当でごめんなさい。


 < 過去  INDEX  未来 >


名塚真路 [HOMEPAGE]

My追加