広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2000年06月07日(水)  
  恋愛。 

今でこそ、幾度となく逢瀬を重ねて、
実際にお互いの体温を感じては、強い想いを再確認するけれど。

私達、実際に逢う前から、強く結びあっていたよね。
毎日毎日のメールのやりとりの中で、
貴方という人間に強く強く惹かれて。

迸る感情をぶつけるようなメールの中に、貴方が書いた
「私達、恋愛してるんでしょうか?私はしてると思っていますが。」

切なくてどうしようもなくて、すぐに貴方に電話した。
「恋愛してるよ。してるよ、しおん。」

1度も逢った事がないぶん、
例えば容姿だとか、そういう目に見える雑音がないぶん、
確実に、純粋に、心が繋がっていた。深く深く通じ合っていた。

貴方の心に惚れた私だから、
実際に逢う事にためらいや、迷いなんてものは一切なくて。
逆に不安だったのは、貴方が私を見てどう思うのか、って事だった。

「顔を見る前に、こういう気持ちになったんだよ?
 何を心配するか?大丈夫だよ。」

そう言ってくれたのは貴方。

知り合って1年。お互いを必要としあうようになったのは秋の頃だったか。
実際に触れあって、感じあってから半年。

恋愛のかたちなんて人それぞれ。
かたちに正しいも間違いもないの。

大切なのは、心の繋がり。
お互いが想いあって、支えあって、信じあっていられるか否か。

『いつか逢えるよね』
『きっと逢えるよね』
願いは強く思えば必ず叶うの。
ちゃんと私達、逢えたのだもの。

『いつか一緒になろうね』
『きっと一緒になろうね』
叶えるために、強く願うよ。

・・・とりあえず、高齢出産になる前に、一緒になりたいですが。


今日の気分:悪戦苦闘中。


*** もうひと日記。 ***

この交換日記を誰よりも楽しみにしているのは、
他でもない私達なんですが。

「あーん、もっとラブまったやつ書いてよぅ。」
と今日の日記を読んで思うであろう貴方の為に、
さらに、つらつらと、交換日記。

ポスペが広島から無事に届きました。
早速設定。
実は説明書ね、読んだようなメールをしましたが。
あれ、嘘です。
いきなりROMセットしました。なんとかなるだろーと。

途中さまざまなトラブルがありましたことは、省略。

見事開通。エライな私と自画自賛。
最初のメールは、もちろん貴方宛に送信。

いいなあ。簡単に広島に行けちゃうんだね、コイツは。

このコのように、簡単に、気軽に逢えたら良いのに。
お手紙持っておつかいに行くように、
私だって広島に行きたいのだ。

ちょっとジェラシー。自分のペットに。

ペットの名前は貴方の名前。
私の、貴方です。

飼われているのでしょうか。

貴方がポスペだったら、秘密日記は大変な事になりそうですが。
あんな事やこんな事、平気で書いちゃうんでしょうね。

おやつには、ドリンク剤でもダウンロードしましょうか。
元気がより元気。ある意味嬉しい悲鳴。

: 筆 : しおんとゆき  
サーチ:
Amazon.co.jpアソシエイト