広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2000年06月15日(木)  
  心は広島。 

もともと貴方は働きすぎで。
朝早くから、夜遅くまで。
ほとんど年中無休で働いていて。

それなのに、バイトをはじめるなんて。

身体が心配。
心が心配。

もしも貴方に何かあったら、私はすぐには飛んで行けなくて。

倒れたりしないか心配。

今の私に出来る事はなんだろう?
懸命に貴方を想う事。
せめて声だけでも届ける事。
疲れて帰る貴方の為に、せっせとメールを送る事。

本当は傍にいられたらよいのにね。

想うだけじゃ駄目なんだ。
それは充分わかっている事。
痛い程に感じている事。

だけど、それしか出来ないから。

たくさんたくさん伝えたい。
誰よりも、貴方が大切だっていう事を。
誰よりも、貴方を愛しているっていう事を。

気がつけば、もう6月も半ば。
広島に季節はずれの雪が降るのも、きっともうすぐ。

その日が来るまで、せめて心は貴方の傍に。
いつも、傍に。


今日の気分:心配中。

【ゆき】

: 筆 : しおんとゆき  
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