広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2000年09月27日(水)  
  生きて行くということ 

付合い始めの頃は、相手に対して良いところを見せたい。
そんなのはネット上に限らず、古今東西、恋愛がある限り
当たり前のことだと思う。

ネット上では、とかく『良いところ』ばかりを相手に伝える。

付合い始めて、1年近く。
お互いに、良いも悪いも知り尽くして来たと思う。

例えば、私。

『幹夫さん、幹夫さんって言うな!』と、不機嫌になる。

それは、ゆきにとって理解できないだろうし
私の悪いところだとも思う。

ゆきも悪いところがあるのは当たり前で
そんなので、貴方を嫌いになったりはしない。

しかし、もっと泥々とした部分。いかんともとしがたい部分。
それを私が被るのは正直、辛い。触れ合えないぶん、余計に。

『何とかなるよ』と貴方は、口癖のように言うけれど
何とかしてるのは、私。

本当に何とかしなくてはならないのは、貴方や彼の方なのに
何とかしてきたのは、私。恐らくは、誰よりも支えてきたのだろう。

今の行動、行為を疑問に思うこともある。

けれどもね、ゆき。

どうしようもなくて、困ってる貴方を見るのは嫌だから、
私が嫌いだと思ってる職業にはついて欲しくないから。

大学を出たわけでもない、資格を持ってるわけじゃない
一流企業に勤めてるわけでもない、甲斐性もない。

そんな私だけれど、貴方たちを想う気持ちは誰にも負けたくはない。
だから、私はこれまでどおり、貴方たちを助けるよ。

『私と逢えて良かった?』と、貴方はよく聞くよね。

とてもてとても、貴方を愛してる。
札幌と広島、普段に生活していれば出会うことはなかった、二人。
ゆきに逢えたこと、すごい良かったと思うよ。

■ 今日の気分 ■

散髪した


: 筆 : しおんとゆき  
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