広島と札幌の歩き方。 : : 目次 : 手紙

  2000年11月17日(金)  
  想いは変わらない。 

誰よりも大切な人だからこそ、一番に考えなければいけない。
『しおんだから』と甘えるのではなくて、
『しおんだからこそ』と、思いやる事が何よりも重要。

そんなあたりまえの事を、見失っていた私。

初めて逢ったバスターミナルで
『ちっちゃいね〜』と私の頭をぽんっと撫でた貴方。

あの時の光景が、頭の中を繰り返し。

何よりも嬉しかったあの瞬間、あの時の幸せ。
何度も何度も再生しながら、思い出しながら。

さあ、仕事に行こう。

**** そして帰宅 ****

遅番は21:30まで。
仕事が終わるまで、気がかりはたったひとつ。

どうなるんだろう。
どうなってしまうんだろう。

 『貴方が同じ事を繰り返すのは分かっていても、
  貴方を失う事が怖い私は「別れよう」とは言わない。』

そんなメールを見たのは、夜休憩に入る時のこと。

失うのが怖いのは、私の方。
貴方の傍にいられなくなる恐怖。
その状況を想像しただけで、精神が歪んでいくのがわかる。

ねえ、しおん。

傍にいさせて欲しい。
ずっと傍にいたいんだ。

■ 今日の気分 ■

わからない。


: 筆 : しおんとゆき  
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