あたしにはとても遠いもの。 でも、憧れるもの。 この胸の奥深くに静かに息衝くもの。
知らない誰かの「好き」の感情に揺さぶられる。
あぁ、あたしもこれだけ誰かを愛せるようになるのかな。 これだけの「好き」を受け止めてくれる誰かに出逢えるのかな。
その日はいったいいつ、来るんだろう。
貴方よりも好きな誰かがあたしの前に現れる日。
何だか凄く現実味が薄いね。
でも、この胸いっぱいの「好き」を 誰かに受け止めて欲しい。 笑っていて欲しい。 抱き締めて欲しい。
「恋愛」に対して凄く臆病になっている。 「恋人」が欲しくないわけじゃないけど、 それはいつかあたしを裏切るかもしれないから。
あたしを 裏切らない「君」と 変わらない「貴方」がいれば
今はそれでいいのだと言い訳をする。
其れでも誰かの「恋心」に触れると涙が溢れるね。 「ココロ(心)」が「ヘン(変)」になるから、 …「恋」…なんだって。
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