始まった時から、既に終わりへのカウントダウンが続いている。
誰にも止められない。止まらない。
何かの始まりは全て、その終わりへのカウントダウンと共に始まる。
誰も止めない。止まらない。

たったひとつ、あたし達に許されている術は、自らの手で断ち切ること。
それも、終わりのひとつに過ぎないけれど。

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自分の弱さを認めることが、強くなるための手段だとは思わない。
こうして自分の弱さを晒して、相手の同情を引いているだけだ。

「あたしは弱い」のだと。

狡さばかりを身に付けて、嘘ばかり覚えて。
綺麗な部分はどんどん消えていく。

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Question>>>性善説と性悪説、どっち？と訊かれたら何と答える？

性善説では、人は生きていくうちにどんどん汚れて、
悪に染まっていくものだとは言えないだろうか。
人は悲しい、哀しい生き物でしかないということ。

性悪説では、人は生きていく中でどんどん優しさとか、そういうものを覚えて、
綺麗になろうと努力し続けるものだとは言えないだろうか。
人は優しい、切ない生き物であるのだということ。

Answer>>>
あたしは性悪説だと思う。
綺麗になるために努力し続けたいから。汚れて終わるのは嫌だから。

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綺麗事で何がいけないの。
綺麗なのに越したことは無い。
醜いものはいつまで経っても醜いものでしかないのだから。