我儘過ぎる。 こんなことは誰にも言えない。 だけど我慢出来なくて、吐き出す。
誰にも聞こえないところでそっと。 誰にも見られないところでそっと。
独りになんてなりたくないのにあたしは独りで。 君に作ったあのメニューを今日ひとりで食べた。 涙が出そうだった。
独りだから。
君も少しは思ってくれてるんだろうか。 あたしのことを考えたりはするのだろうか。
壊れていく。 少しずつ、さらさらと。 冷たくなった指先と、麻痺していく感覚。
風がそっと忍び込む。
***
あの瞳を あの声を
いつまでもいつまでも見ていたかった ずっとずっと聴いていたかった
あの姿を
いつまでも変わらない 思い 重い 想い
時間と同じ分だけ積もっていく
愛しいと あたしの全てで告げていた
強く 強く
変化を許さない想い
繋がれたまま 囚われたまま
それでも幸せだと思うから、あたしはいつまでも此処にいる。
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