*未完成のお城*

2003年01月04日(土)  奇跡の光景。

あんなに綺麗な景色を見たことが、今まであっただろうか。
眼下に広がる無数の紅い朱い炎。
何度も同じ光景を同じ音楽の中で観てきたはずなのに、涙が止まらなかった。

有り難う。
有り難う。
有り難う。

今にもそう叫び出したいくらい、胸が震えた。
ライターの灯を翳しながら、この景色に感謝した。
忘れないように、焼き付けるように。

3時間弱の時間の中で、何度泣いたことだろう。

笑ったり、泣いたり、ホント忙しい時間だった。

アンコールの時にも、あなたを呼ぶために。
tomorrowの時にも、ライターの灯は燈った。

震えながら、震える手で、あなたに向けて灯を翳したよ。

春に逢おうね。
また、逢いに行くから。
あの場所へ。


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