あんなに綺麗な景色を見たことが、今まであっただろうか。 眼下に広がる無数の紅い朱い炎。 何度も同じ光景を同じ音楽の中で観てきたはずなのに、涙が止まらなかった。
有り難う。 有り難う。 有り難う。
今にもそう叫び出したいくらい、胸が震えた。 ライターの灯を翳しながら、この景色に感謝した。 忘れないように、焼き付けるように。
3時間弱の時間の中で、何度泣いたことだろう。
笑ったり、泣いたり、ホント忙しい時間だった。
アンコールの時にも、あなたを呼ぶために。 tomorrowの時にも、ライターの灯は燈った。
震えながら、震える手で、あなたに向けて灯を翳したよ。
春に逢おうね。 また、逢いに行くから。 あの場所へ。
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