*未完成のお城*

2004年12月11日(土)  ライン

いろんな枠が其処にはあって
その中にあたしたちは点在していて
数々の線を引きながら生きている

知り合いのライン
友達のライン
家族のライン
恋人のライン
特別なライン

「友達」とはまた別の枠を作って
その中でまた違う「線」を引いて
まるで駆け引きを楽しむが如く
何時間もの会話のキャッチボール
飽きることの無い場所と時間

ラインは時折不確かで
ラインは時折鮮明で

それでも確かに存在している

越えてはいけない「ライン」がある
踏み込まれたくない「ライン」がある

例えそれが誰であっても

そう、例え君であっても
そう、たとえあたしであっても

君を守る「ライン」がある
あたしを守る「ライン」が存在する
自分を守るための「ライン」があるんだ

理解らないといけない
その「ライン」の存在を

君のためにも
あたしのためにも
そして 他の誰かのためにも


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