HIDEの日記
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2003年12月20日(土) |
「カブール・ノート」と「栄光と狂気」 |
激寒。布団から出られない、こんな寒さじゃ。天気予報は、確かに寒くなる、って予報してたから、その通りになったわけだけど、段違いに寒い。風も冷たいし。。。
先日、衝動買いをしてしまった本、山本芳幸氏の「カブール・ノート」を今日読み終えた。なんか、山本芳幸氏っていうと、遠いヒトな響きになるけど、山本さん(ヨシさん)、つまりヨルダン時代のボスである。今さらながら、って感じだが、この本を通じて、アメリカがモスクワオリンピックをボイコットした理由のメインがアフガン問題だったと知った。今までは単純に東西冷戦が原因としか、教科書では習わなかったが、そういった具体的な理由がしっかり存在していたことを今日まで知らずに、ちょっと恥ずかしかった。
モスクワオリンピックというと、「栄光と狂気」という本を思い出す。オリンピックに人生をかけたアメリカ人のボート選手の話で、モスクワオリンピックの頃に、選手生命で一番のピークを迎え、代表にも選ばれたが、政治的な理由でアメリカがボイコットし、峠を越した体力で、ロサンゼルスオリンピック代表を目指すというストーリーだ。アマチュアイズムを貫き、脚光を浴びない地味な競技に、全てをぶつけていく、ボート選手のお話。96年に松竹で映画化されたけど、全然ヒットしなかった。確か、その当時の松竹の幹部の「奥なんとかさん」が気合いを入れていた作品だったから、この映画でコケて失脚してしまったと記憶している。当時ヒデもボート部に所属していて、試写会を見に行ったし、本は今でも本棚に。久しぶりに読み返してみたいけど、勉強せな。。。
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