HIDEの日記
DiaryINDEX|past|will
2003年12月30日(火) |
テヘランからケルマンへ(ミッション2日目) |
ホテルの部屋に入ってみてビックリ!キッチンがついていて、ベッドは正方形のキングサイズ!しかも、なぁんと、召使い用のベッドまで!!!でも8時にホテル出発だから、7時半にはチェックアウトしなきゃ、だし、これが最後のバスタブかもと、お風呂に。結局2時間お風呂の中で。せっかくのベッドは使わずじまい。。。
大使館の車で、空港へ。テヘランの街並を見ながら、快適なドライブ、、、とは行かず、ひどい大気汚染で咳き込んでしまう。。。排気ガスの臭いも懐かしい匂いなんだけど、ちょっときつい。
イランエアーで、被害が一番大きい街バムのあるケルマン州の州都ケルマンへ。寝不足だったから、爆睡。約1000km、1時間半のフライト。
ケルマンの空港に降り立って、ターミナルに入ってびっくり。野戦病院状態。ターミナルに入ってすぐのところに、イラン赤新月社が、患者を寝かせ診療活動をしてた。外国のメディアはさっそくこの悲惨な光景を撮影してる。でもなんか、変。パフォーマンスにしか思えない、「イラン赤新月社が、海外からの援助なくても、しっかり被災者を手当てしてますよ。」、もしくは、「こんな悲惨な状況です。」とでも言いたげな。ケルマンはバムから約150km離れてて、被害ゼロ。寝かされてる患者は、これからテヘランに運ばれる人たちかと思って、見てたが、そうでもなさそう。一人、急変した患者は、車に乗せられて、空港から、どっかの病院に運ばれていった。やっぱり、パフォーマンスだと確信。確かに、空港に降り立ってそこが野戦病院状態だったら、メディアへのインパクトはすごいけど。
第1陣と合流するために、ケルマンのホテルへ。ここでテヘランからの荷物を待って、明日バムに行くらしい。昼食後ミーティング。第1陣で入ってた副団長のO氏のファシリテートでミーティング開始。自己紹介などなど。冒頭で、彼が「英語が多少変でも構わない、アメリカの大統領、ジョージ・ブッシュですら満足な英語が話せてないんだから」、って始めたのが(もちろん英語で)、すっごい印象的で、吹き出しちゃった。ただそのジョークを理解できてなかった人もいたらしいけど。
本隊は明日、バムに出発することになったんだけど、ヒデは、連絡係りとして、ケルマンに数日残ることに。。。理由は、英語がしゃべれるから、とのこと。おいおい、あの程度の英語で、しゃべれる、っていう部類に入るのかい!?海外で活動するんだから、ある程度は、英語力って必要なんじゃん!?
ミーティング後、街に買い出しに。なんだかヨルダンに帰って来たみたいな感じ。看板とか。あのミミズの這ったようなあの懐かしい文字。アラビア語とペルシャ語は違うけど、どーせ読めないんだから、一緒。さぁ、2週間がんばるぞぉー!
|