狛の日記...狛。

 

 

気がかりなこと。 - 2003年03月23日(日)


反戦パレードに参加して,


一つだけ気になったことがあるの。




それは,

「イラク市民を殺すな!」


という言葉。








あたしは,
誰にも死んでほしくない。


それが例え,
ブッシュ大統領でも,
フセイン大統領でも。




たまに,

「戦争がしたいなら,偉い人たちが自分達でやればいいじゃないか」

って言う人がいるけど,


あたしは,それも嫌なのね。

ブッシュ大統領も
フセイン大統領も,

同じ「人間」だから,
死んでほしくないの。


だってね,
どんなに悪いことをした人であっても,

その人を殺していい,という理由にはならないと思うから。



TVの向こうで,

『戦争の犠牲者の90%以上が一般市民です』

というプラカードを掲げた人がいたけれど,

あたしは,その数字のマジックにはまりたくはない。



だってさ,
10%弱は,一般市民じゃない人なわけでしょ?
偉い人だって,亡くなってる人がいるんだよ。
それを軽んじちゃいけないと思う。


だって,
反戦運動してる人から見たら,
戦争をするか,しないかを決めるような偉い人たちは
ほとんど被害を受けてない,ということなのかもしれないけど,

被害を受けた偉い人たちにとっては,
その周りにいる人にとっては,

大切な人にかわりはないから。



戦争に関与したからといって,
その家族を悲しませる理由には,決してならないでしょ?


もちろん,
戦争に賛成する人は,許せない。
でも,
だからといって,
死んでいい,とは思わないでほしい。



それだけが,気がかりです。


...



 

 

 

 

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