この辺りは、ほん小さな家、小さな路地みたいな処でも 四季、季節のお花が植えてある、 以前いた処は町のど真ん中やったから、道を歩いていても あまり植木やお花は見なかった、 薔薇の花が散る頃には、紫陽花の花が咲き出す、 薔薇の花は、夢ロマン、なんでもポジブルに思える、 紫陽花の花は、たおやかでもあるけど、なんか大人の 女の色気と愁い、寂しさ、哀しさ、みたいなもの…、 を感じる、想いする、 今年も、もう六月’水無月’になった。 ”水無月”とは旧暦で、よぶので、ほんとうの ”水無月”は今年は七月十日である、そやから ”水無月”とは’暑さの為水も涸れ、水なし月を略していう。 と、云うらしい。 京菓子に’水無月’という和菓子がある、これからの時季から 和菓子屋さんの店に”水無月”と書いて、たんざくが貼られる、 明日久しぶりに’水無月’買うて お抹茶立てようか…、 この頃になると’あれもしんならん、これもしとかんと、思うは 山ほどあるのに…、おしり重たくはかどらん…、 気だけが走って、行動におよばん、なんぎなこっちゃ、 さっき面白いことに気づいた、!ふん!と気悪い時 「あほくさ」云うたり、思ったり、するけど、 これ「あほ」が「くさい」云うことやから’てってい的”に 見下げてる、叱咤してる、言葉や、むかついた時、 これ言うとええわ!
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