Art-Hanaの日記

2003年09月09日(火) お弁当・・・、

九月に入ってからの残暑の蒸し暑さはなかなかに
厳しく秋の気配がなかなかこない。
そのせいか毎年夜になると盛大に鳴く虫の音が今年
はなんかショボイみたいに思う・・・。
わたしも今日はこの残暑にあてられたのが目まいが
して、なかなかおさまらず、レッスンの生徒さんに
「世の中くるくる回って見えてあかんのや」云うて
お休みしてしもうた。今は大分ようなってきて何か
食べんとあかん思うたらふっ、とむかしおかぁちゃん
がいつも作ってくてたはったお弁当の のり巻きの
おにぎりとそれにいつも入っていた ’にぬき’
(ゆで卵のこと)が食べとうなった。
お弁当というのは日本だけの習慣やそうで、始めは
狩りの時なんかに持っていかはったことが最初やった
そうやが、「弁当」と名をつけて作ったのは織田信長
やそうや、江戸時代になって花見弁当、芝居弁当等が
出来て、明治時代に駅弁ができたそうで、始めに駅弁
を作って売らはった所は栃木県やそうな、わたしは
母がお店もしていて忙しかったので家でもよくお弁当
をしておいてくれはったので食べた。塗りの可愛い
三段重ねのお弁当やった。今から思うと忙しいのに
よう色々と作ってくれとかはったと母のお弁当のこと
を思い出す、よく最後の晩餐やと云われたらあなたは
どんなものを食べたいと思いますか?というのがある
けれど、わたしやったら’おかぁちゃんに作ってもろた’
梅干し入りのり巻きおにぎり、と、にぬき玉子、と
云うと思う。


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