ナニワダートラ2001 |
今日はRCRC2001年シリーズ最終戦、ナニワダートラ2001だった。5:30amに皆で集まるコンビニに集合するため3:30amに家を出発。その為には2:30am、少なくとも3:00amには起きなくてはいけない。昔は朝に弱くてとても早起きできなかったのだが馴れってのは恐ろしいもので、この10年早朝仕事をこなして来た体はSETしていた目覚ましよりも早く起き出した。
まだ暗い空の下、既に寒い時期を迎えている
プラザ阪下に向かう高速道路が遠回りになるため、国道の下道がいつものダートラ行コースだ。ま、勿論高速代金の節約と言う理由も大きいのだが(^^;)それでも今回はいつもと全く一緒のコースではなく、少しでも早く到着する道を模索するための実験コース。車も少なく、順調に目的地に進む車から仲間に向けて無線を発砲するがまだ届かないようだ。窓を開けて走ると、爽やかだが冷たい空気が車の中を通る。風は半分寝ている頭と体を叩き起こしてくれる。
いつものコンビニはダートラ選手の停泊所
いつものコンビニに着く直前に仲間の一人と遭遇、無線で呼びかけるが開けてないらしい。その代わり岐阜から来て、まだ離れた場所を走る仲間と無線が繋がった。こうして移動の間に連絡を取り合うのがまたダートラの楽しみ。コンビニに集まってくる他クラスの車輌を見ながら無線を飛ばしていると、自分の中でダートラの気運が高まっていくのが分かる。
勝負は自分の気持ちが満足できるかで決まる
今日の最終戦でRVダートラを始めて丸2年、RCRCで決めたJMRC近畿シリーズ内RCRCシリーズには全て参戦してきた。その間5〜6台の参加台数の中で表彰はたったの1回、しかも主要メンバーが参加してなかった大会での事だ。いつもTOPタイムを叩き出すメンバーとのタイム差はなかなか縮まらない。正直モチベーションも下がりそうなものだが、RVというカテゴリー以外排気量などでは分けていないRVクラス。モチベーションを上げていくのは出来るだけ参加する事、自分の満足できる走りがちゃんと出来るかに掛かっている。 ミスコースに泣かされた一年
今年のダートラはとにかくミスコースが多かった。気持ちの余裕の無さなのか、それとも余裕をかましすぎたのか。2走のうちのベストタイムを記録にするダートラではミスコースは致命的。一回ミスコース(=失格)してるとタイムアップも何もあったもんじゃ有りません。あろう事か6月の近大ダートラでは2走ともミスコースをする大失態まで演じてしまう始末。2走ミスコース=記録無しでは高いエントリーフィーを払って参加した意味さえ分からなくなる。今回のナニワダートラでの目標は何よりもミスコースしない事!それさえ貫ければ今回のナニワダートラ、ひいては今年のダートラの全戦参加の意味が見えてくる。
スピードとテクニカル
ナニワの今年のコース設定はスピードコースとテクニカルコースの融合。前半は気持ち良くスピードに乗って走れる8の字の組み合わせ、後半は前半の熱い走りをぐっと抑えてクールにテクニカル。コース設定は単純だが、単純だけにテクニック、思い切りの良さがはっきり出る。
コーナーをコーナーと捉えない
1走目を無事走り終えて帰ってくるが、後半のテクニカルコースの処理に後悔が残る。前半のスピードを持ったまま狭いテクニカルコースに入った為に、スピードを殺せずばたばたのままゴールイン。クールにクールにと完熟歩行の時から言い聞かせていた事をハンドルを持ったら忘れてしまった(^^;)
全員が完走して帰ってきたブースで話していて仲間に指摘される。「8の字に作られたコースを一つづつのコーナーと捕らえず、8の字全体で一つと考えた方が良い」と。確かにコーナー1回1回きっちり曲がろうとしていた、見ている人からは一目瞭然なのだろう。とすれば前半後半ともに走れてなかったと言える。 人気大会のナニワダートラは参加台数が142台といつもより多い。1走目と2走目の間はずいぶん長いので昼寝したり、1走目に付いて話し合ったりと思い思いの状態で過ごす。
2走目は言われた事に気を付けながら、また後半はクールにクールにと言い聞かせながらの走行。前半の8の字は思いの外上手くスピードも乗って走りきる、まさにアドバイス通り、改心の出来だ。後半最初のコーナーに入る寸前に一気の大減速、クールに冷静に狭いコーナーを処理していく。最終手前のいちばん狭いコーナーに差し掛かった時に4点シートベルトがバンッと外れた、クールにクールにを旗印に何とかコーナーは処理して走り終えたが、ベルトが外れたのは今回が初めてではないので次回からの課題にしよう。
タイムアップ!しかし
アドバイス通りの走りが出来た事とベルトが外れながらもクールに走りきった事で2秒近いタイムアップ!しかし更にタイムアップした仲間に抜かれる、、、
今期の総決算
順位は6台中5位と今回も振るわなかったが、2走目で自分の満足の行く走りが出来た事が何よりも嬉しい。今回は珍しくと言おうかRCRC参加者全員ミスコース無し。個人としてもクラブとしても総決算が出来た大会だった。来期は是非もっと練習会にも参加して自分の走りがつかめるように頑張りたい。
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2001年10月28日(日)
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