二人だからこそ

昨日のリベンジを果たすべく和歌山へ移動。
途中、昼食を取って和歌山城に午後2時頃到着。

雲は掛かっていたが、まずまずの天候。
空気も冷たいがそれ程でも無く、
漕ぎ出せばすぐにでも暖かくなるだろう
そんな感じだった。

サイクリングガイドを頼りに和歌山市内を走る。
しばらく走ると歩道の無い、しかも車通りの激しい道が続く

ストレスが溜る。

その上紀の川沿いを走り始めると斜め前からの風が行く手を阻む。

太陽はいつの間にか雲に隠れ、
それと共に空気はどんどんと冷たくなっていく。

予定の往路17kmを走り切った時には、
僕も相方も冷えきった体から体力を奪われへとへとになっていた。

ゆっくり休んでから出発でも良かったのだが
ここまで予定通りの時間で来ている。
予定通りでゴールしてぎりぎり暗くならない内に辿り着ける予定だ
そんなにゆっくりもしていられない

復路は往路を少し越えて19km

しかも行きが下りばかりだった訳でもないのに
ずっと続く上りの斜面、緩斜面と言うには少しきつい

冷たい風は雨を呼び、次第に雪へと変っていく
ハンドルを握る手から感覚が無くなって行くのが分かる
それと同じくして雪は雹に変った

長く長く続いた坂を登りきり、
相方を待っている頃に雪が止んだ


結局、往路17kmは1時間半、復路19kmは2時間半、、、

寒さの中、頑張れるのは二人だからだろうか?
一人だったらとっくにタクシーに乗っていたかも

待つ事も待たせる事も一人では出来ない

相方がゴールする時にした拍手も一人では出来ない


      本日の自転車走行距離:36km
2002年02月11日(月)

大魔王の脳溶け日記 / 大魔王

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