仲間に引っ張られて

 仲間と一緒に自転車道を走る
 正直仲間に“連れられて”と言った方が正しい

 最初は待ち合わせの加減で仲間よりも随分前を走っていたが
 その内追いつかれ、抜かされて、置いていかれてしまう

 片道45kmの嵐山木津自転車道

 何度も走っている道だが未だ完全往復はした事が無い
 正直しんどいからいつも途中で帰ってきてしまうのだ
 でも今日はとにかく着いて行くしかない

 意地と根性で辿り着いた片道のゴールには
 ポツンと終点の碑が立っているだけ
 ここでまだ半分か、と思うとどっと疲れた

 復路を半分過ぎた所で仲間と別れる
 じゃあ、とそっけない位に分かれていく
 僕だけが嵐山に向かってペダルを踏む事になる

 今まで連れられて、引っ張られていた分
 風に向かい走る復路はグンとペースがダウンする

 最初から一人でのポタリングだったら
 きっと最後まで辿り着いていなかっただろう
 辿り着いていたとしても
 明るい内に帰って来る事は無かっただろう

 家に帰って仲間から電話が来た
 無事に辿り着いたかどうかの確認の電話だ

 そっけない位の別れの後も
 心配していてくれた事に感謝
 
 今日も仲間に何かを貰った気がする

     本日の自転車走行距離:92km
2002年05月05日(日)

大魔王の脳溶け日記 / 大魔王

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