夢三昧
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2005年04月24日(日) |
AB男/Rapora |
サモ・アリナンズ プロデュースNo.23『AB男』 全労済スペースゼロ 14:00開演 15列
安部番・AB男/小松和重 高木大使/高木尚三 エリ・ジュン・ゾンビB/久米淳子 タケちゃん/佐藤貴史 秘書/中澤功 チャッピー/島村朋子 女帝マキ/峯村リエ アキラ医院長/池田鉄洋 AB男(昼の顔)/大政知己 媒染・ジャズダンサー/久ヶ沢徹 長官・ジャズダンサー/オクイシュージ(友情出演) 原田さん・ゾンビA/原田拓哉 ジャズダンサー/阪田志麻
初サモアリでした。 サモアリでチケットを買うとスタンプが貰えます♪ 劇団で買わなくても、劇場に行ったらスタンプが貰えるみたいです! 貯めてキャッシュバックしてもらうことができるらしい(笑) 素敵じゃぁないですか☆ 開演前であろうとも、久ヶ沢さんたちがロビーでこの夏流行間違いなしだというTシャツやらなにやらグッズなどを販売されています。 働くじゃぁありませんか☆
とりあえず、池鉄さんが出ていたので、観てみることにしました。 面白かったですが、多分、常連のかたが笑うほど笑えなかったのは、常連にならないとわからないネタがあったからなのだと思うと、ちょっと寂しかったです(苦笑) お客さん、若いですね。 そして、やはりこの手は男性が多い。 カップル(死後?アベックよりはいいですよね??)も多い。 わたしのお隣も、20代前半、学生さんかも?のカップルでしたが、開演前束のように渡される公演チラシの山の中から次に観たいものを物色していました。 候補にあがっていたのが、わたしが一番おススメしたかったものだったので、内心喜ぶ・・・(笑) あななたち、センスいいわよ☆☆☆
ストーリーは、アイデアは凄く良いと思ったのだけど、展開もラストもどうも中途半端。 なんとなく、別にストーリーはどうだって良いのかもしれないな〜なんて思ってしまう、くだらなさが満ち溢れていました(苦笑)
作・演出で出演もされるはずだった倉森さんが直前に急病入院ということで、何かと中途半端になってしまったのかもしれませんが、後を引き継がれた小松さんは気になる俳優さんだったので、どのあたりが小松さんの力による出来上がりになったのかはわかりませんが、小松さんご本人としては、役も雰囲気もなにもかも(笑)とっても素敵だったので、それがなによりだったのかな〜と思いました。
肝心の池鉄さんは、最初っから、『変身後』みたいなイデタチで出て来られたので、実はノーマルな自然体の池鉄さんが一番大好きなわたしとしては、ちぇっ、最初っからコレかぁぁぁと、ちょっとがっかりでした・・・(苦笑) 途中でジャズダンスの先生になられて、レオタード姿になられた時も、カツラが派手でしたし、完全に『変身状態』でした・・・! 一曲踊られたのですが、曲はこともあろうに「SING SING SING」♪ びっくりしたなぁ〜もお〜〜〜っ(笑) けど、普段は、共演者のどなたかが名付けていらっしゃった『デューク池田』っぽくて(笑)とっても素敵だという池鉄さん☆ わたしも気に入りました!!デューーーク池田♪♪♪
友情出演のオクイシュージさんは、非常に印象的なかたでした。 実は、席が、予想外に後ろだったので(苦笑)、お顔はほとんどみえてません。 でも、多分、男前?????みたいでした(笑) 白いタイツみたいな、王子様みたいな格好をしていましたが、非常に足がキレイというか、スタイル良かったです♪ 普通は、あの格好をしたら、キモイ(←ちょっと流行語使ってみました)はず。 でも、まるっきり普通でした(笑) かえって馴染んでました(爆) スペースゼロ、行かれたことが無いかたにはわかりづらいかもしれないのですが、途中でオクイさんが客席の下に入られて(笑)階段の隙間から手が出てきました(爆) わたしは15列でしたが、13列くらいの階段から手が出たのです(大爆) つかみたかったなぁぁぁ☆
そんなこんなで、くだらないとか言いながら、結構楽しんだようですね(笑) なんていうか、その都度、アドリブ大会みたいな場面が設定されているのですよ、この舞台。 小松さんvs久ヶ沢さんとか、小松さんvsオクイさんみたいに。 もちろん、そういうの嫌いじゃないので、笑わせていただきました、そこそこ。 いつもそうなんでしょうかね。 多分その部分が毎日少しずつ長くなるのかもしれません・・・上演時間1時間50分だったはずが、終わったら2時間20分でした・・・・・。 延び過ぎですってば(苦笑) 昼の部で良かったです。
最後に素朴な疑問。 峯村リエさんは、本当に身長175cmで、足のサイズ26.5cmなのだろうか・・・・・!?
Kumataro Records Presents K.D earth ワンマンライブ!『Rapora』 渋谷PLUG K.D earth(KEN & DAI)
ライヴに行くことそのものが久しぶりだったので、とても楽しみにしていました♪ 渋谷PLUGは、西武百貨店の向かいのマックのあるビルの地下にあるのですが、正面のエレベータでは入れません(笑) エレベーターに乗って、しばし友とおしゃべりしていましたが、ふと気づけば動いていない・・・・・。 ボタンはあるのに、下がっていかない・・・(爆) 入り口はビルの裏側にありました。 今後行かれるかたは、どうぞご注意を(苦笑)
座席は自由。入った時一番前も空いていたのですが、健さんの太鼓で膝を打ちそうなくらい近い!! さすがに近すぎるので、やや控えめの(笑)でも、とても良い席を確保しました。緊張・・・・・♪
最初二人は別にどこも変わったところはなくて、いつもの仲良し兄弟で、歌声と演奏もとってもパワフルで熱くて美しくて・・・・・。 わたしは普通に感動していました。やっぱライヴはいいなぁ・・・って。。。 MCも、ほとんど健さん中心でしたが、それでも大さんも、ちょっぴりあがっているみたいだったけど、ポツリポツリとおしゃべりしてくれて、結構笑わせてくれたのです。 客席は、いつもに増して、アットホームな空気にふんわりと包まれていました。 誰もが、聴きごたえのある二人の歌声とほのぼのしたMCに、心地よく浸っていた、、、はずだったのです・・・。
でも、突然、そのことは、知らされました。 今年の4月3日、ライヴのたった3週間前に、お二人の妹さんである美月さんとその息子さん(お二人にとっては甥子さん)である虎太郎くんが、亡くなられたのだということを・・・・・。 あまりに突然の、あまりに受け入れ難い訃報に、一瞬意識が遠くなるような感覚に襲われました。 まわりからはすすり泣きの声がきこえてきましたが、わたしは気が動転してしまい、しばらくは涙も出ませんでした。 全身の血の気がひいて、もし立っていたら倒れたかもしれないくらい、頭の中も真っ白になってしまいました。 しかし、健さんは、静かに、語り続けました。 大切で大切でたまらなかった妹さんのこと、コタロウくんのことを。 本当は、ライヴどころではなかったという北海道に帰っていた2週間のことを・・・。 大さんはずっと、下を向いていました。 気づけば、淡々と気丈に語っていた健さんの目は、真っ赤になっていました。
知っているのです。二人のファンなら誰もが、二人がどれだけいつも家族を、故郷を大切に想っていたのかってことを。 どれだけ兄弟が仲が良くて、どれだけ支えあっていたのかってことを・・・。
妹さんのために、8年前に作られた名曲「名もない花」は、わたしも大好きな曲です。 この曲をこのライヴで唄うことを決心するまでには、相当な迷い、葛藤があったようです。 でも、二人は、張り裂けそうないろんな想いを込めるかのように、力強く、しっかりと、熱唱して下さいました。
まだ一歳だったコタロウくんの誕生の時に作られた「妹の子供」という喜びと優しさに満ちた曲も、、、唄ってくれました。 そう、唄うべきだと、わたしも思いました。 唄って、乗り越えるしかないのですよね。 妹さんとコタロウくんのためにも、健さんと大さんご自身のためにも・・・・・。
多分、今の二人の、ありのままの姿を、みせて下さった気がしました。 どんなライヴにすれば良いのか、、、どん底から二人が出した結論は、正しかったとわたしは思います。 ファンとしても、あまりに辛く、どうしようもないやるせなさで胸がいっぱいになりましたが、このライヴに立ち会えて良かったと、思いたいです。 美月さんと虎太郎くんのご冥福を、心から祈りつつ.....
◇補足◇ 1.BATBOYは健さんにとって、最高に楽しいお仕事だったようです♪ お稽古中も、お金もらって、こんなに楽しくていいのかなと、ずっと思っていたそうです。 Children, Childrenも唄って下さいました!やっと聴けました(嬉)
2.「オホーツク音さがし」キャンペーンで優秀賞に入選した「オオウナバラ」という曲の曲作りエピソードも面白かったです♪ 北海道に生まれても、オホーツク海をみたこと無い人もたくさんいるようです(笑) おまけに二人は泳げない!! でも、「オオウナバラ」を作りました。そして、入賞しました(祝)♪ 素晴らしい・・・・・☆
3.CD買ってムックリが付いていたかたは、次回ライヴに行かれる時は持参されたほうが健さん喜びます☆☆☆
4.健さんがチルチルを唄われたということで、大さんのカヴァー曲は同郷大先輩?千春氏の「恋」でした。 ワケアリで(笑)3番まで歌詞完璧なわたし(爆) 確かBTBライヴでも一度聴いたと思うけど、大さんの「恋」素敵です。声質も合ってますよね☆ フルコーラス聴きたかったです・・・・・。
以上、簡単ですが、わたしなりのライヴレポートでした・・・・・
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