夢三昧
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2006年03月25日(土) キャッツ

キャッツ・シアター 2階L列 13:00開演

グリザベラ 早水小夜子          
ジェリーロラム=グリドルボーン 遠山さやか
ジェニエニドッツ 鈴木由佳乃
ランペルティーザ 磯谷美穂
ディミータ 飛田万里
ボンバルリーナ 遠藤瑠美子
シラバブ 南めぐみ
タントミール 工藤伸子
ジェミマ 王堃 
ヴィクトリア 金井紗智子
カッサンドラ 増嶋あゆみ
オールドデュトロノミー 石井健三
バストファージョーンズ/アスパラガス=グロールタイガー 村俊英
マンカストラップ 田村雄一
ラム・タム・タガー キムスンラ
ミストフェリーズ 松島勇気
マンゴジェリー 百々義則
スキンブルシャンクス 李涛
コリコパット 塚下兼吾
ランパスキャット 幸田亮一
カーバケッティ 丹下博喜
ギルバート 千葉ヒカル
マキャビティ キムグヨル
タンブルブルータス 岩崎晋也

ジェリクルギャラリーのことは右も左もわからずで、このまま別に座らずに終わってもかまわない・・・・・と思っていました(笑)
冒険心が無いというか、頭が固いのです。
1階席からながめる限り、猫はたくさん来てくれるみたいだけど、最初から終わりまで舞台のうしろ姿観てどうすんねん!?と内心思っていました(爆)
武道館の後ろ側の席・・・みたいなのを想像していたのです。
機材の隙間から覗き見るアーティストの背中・・・ってやつです(苦笑)

でも、違いました。

とても楽しかったです♪
あそこは別に置いてけぼりな席ではありませんでした。
舞台が近すぎて、例えばマンゴとランペがつかまっちゃう時は一緒につかまえそうになってしまったし、ミストがボンバルリーナを呼ぶ時など、え?わたし??と降りていきそうになったくらいです(爆)
わたしの席からボンバルは頭しかみえてませんでしたし、ミストのカモンの視線からはメチャメチャずれていたにもかかわらず、立ち上がりそうになっちゃったのですもの、近さがわかっていただけますか?(笑)
そんな、舞台のような客席のような、客席のような舞台!?!?!?だったのですね〜ジェリクルギャラリーーーって☆

しかし、不思議な席です、ジェリクルギャラリー(まだ書くの?ってまだまだこれから・笑)
観かけない猫はとことん観かけないものだから、猫の種類が減ってしまって・・・(笑)
まあ、常に追いかけている猫がいますから、うしろ側からだと余計観落としてしまう猫が発生してしまうのでしょうね。
だって、追いかけている猫が退場する時、いつまでも追うことが出来るのです。
真っ暗な舞台裏を、じいぃぃぃっと見つめ続けてしまう。。。
舞台センター奥の猫道は、暗くてもうっすら気配がわかるので、あ、まだそこに立ってる、おっ全部引っ込まずにまた出て来た!などと舞台上がそっちのけになりかねないのです(汗)
そうか、こういう席なのね、ジェリクルギャラリーーー。

けど、時には特等席にもなるのです、ジェリクルギャラリー(笑)
デュトさまのお迎えは鉄道猫のお仕事のひとつですが、今までは百々さんでも他のどなたでも後を追ったことは無し。
だって、振り返らなければならなかったり首がまわらない位置だったのですもの、いつもは。
けど、ジャーーーーーン!向こう正面に光り輝く通路がまさに、デュトさま通路ではないですか☆☆☆
真正面です!さえぎるものは何も無し!
それを誘導する品のいい黄色い猫こそが、、、あんまりみえてませんでしたけど(笑)、鉄道猫氏なのでしたーーー。
ふふふ、一瞬ジェリクルギャラリーがセンターブロックかと錯覚しました♪ホントに一瞬でしたけど。

グリドルボーンがギィーーンっと出て来るところも真向かいでした。
下ばかり観ていましたがしっかり視界におさまる範囲内にそれはありました。ピンクーーー☆

影武者マキャビティも何度か傍へ!むぅっはぁっはぁっはぁ〜ドスンッとやって来たこともありました。
マキャビティといえば、キムグヨルさん、ダンスが激しいです!
傍で観たら、遠くから狭そうだと思っていたその場所は、もっともっと狭く感じられました。
そんなところで、そんな大きな身体で、そんなに真剣に踊らなくても突っ込みませんからーー!というほど踊る踊る〜〜〜!
赤瀬さんとは、振りが違うのか???とまで思いました(笑)
ついでなので続けますが、このかた、お顔などはゆっくり観る暇が無かったのですが、なかなかすべてにおいて一生懸命で好感が持てました。
言葉の壁がクリアされているのであれば、何かもっと華のある役も出来そうだと思いました。
そんなこんなで、色んな発見がいっぱい☆☆☆
要するに、気が抜けない席だったのです、ジェリクルギャラリーーー♪

・・・まるで「東京だよおっかさん」みたいなレポですな・・・・・


さて、新しいマンカスリーダー。第一印象は、四角いなぁーーーーー!?でした(笑)
和風。なぜか和風。うーーーむ、時代劇リーダーとでもいいましょうか。演歌っぽいとでもいいましょうか。
それは別に声ではなく、歌でもありません。
なにか、たたずまいが、○○一座・・・・・みたいな気がしてならなかったのでした。
あくまでも、初回の印象・・・ってことで。
歌は、とても気持ち良く唄っていらっしゃいますよね。ちょっと余韻に浸るかのように。
でも、ところどころ聴き慣れない唄いまわしに引っかかりが無くはない。
けど、マンカスにそれほど重きを置かないわたしにとっては、どうでもいいと言ってしまえばどうでもいい程度の引っかかり(笑)

シラバブさんは、2週間前に観たときほどの衝撃はありませんでした。
ほんの少ーーし、小さくなられましたでしょうか・・・。気のせいか、はたまた慣れたのか?
歌は可愛いのですよね。優しいけれどしっかりと安定感のある歌声です。

遠山さんは、小刻みに間を置くような唄い方が少し気になりましたが、大役を堂々とこなされていました。
きっとお若いのですよね?かなり度胸のありそうなかただなぁ・・・と思いました。

スキンブルリーさんは、優雅で上品で軽やかで爽やかでにこやか。
前回ほぼ活躍シーンはチェックできましたので、あとは追いかけるだけ・・・でした。
なんだかもう、姿が、、、あまりにキレイで、終始ドギマギ。
この細さ、体型が、果てしなく好きだと思いました。
メイクは、遠くから観た感じと近くで観た感じが全然違ってこれまた動揺しまくり(笑)
近いと、しっかり李さんなのですもの。かなりのテクニシャンだと思いました・・・・・・・。
バストファさんのご馳走のシーンは、前回の村瀬さんカーバから受け取るヴァージョンのほうがちょっと面白かったです♪
最初ちっちゃいのから、だんだん大きくなっていくのです!最後は重そうでした〜(笑)
さて、鉄道猫としてのお仕事っぷり、唄いっぷりですけれど。
もう、申し上げること何も無し・・・です。
多分、今後どなたがされようと、これ以上にないわたしのスキンブルです。
そうか、スキンブルシャンクスとはこういう猫だったのか・・・と、生まれて初めて出逢った鉄道猫、、唯一のその名だ・・・・・と思いました。
踊らなくてもすべてのポーズが美しいので、逆に、こんなに美しく余裕な動きのスキンブルが観られることに、限りない贅沢を感じました。
歌声も、これまでにないタイプですから、ナンバーが少し違う雰囲気に包まれます。
しかも、歌詞の意味までしっかりととらえて唄うという意味では、表現力も素晴らしいのです。
もはや、発音が大丈夫か?などという域はとっくに超えている・・・と確信しました。
おっと、、、珍しく、詳細に触れてしまいました。
このくらいにしておきます。


握手はタントミール。
タガーとギルは何度も来て下さいました。
ランパス、マキャ、カーバ、村さん(笑)なども至近距離アリ。
カーテンコールは近すぎるディミータ。マンカスも・・・だったかも。
そんなわけで、ジェリクルギャラリーだよおっかさん♪♪♪
しかし、手持ちナッシング!
いつかまた〜この日の夢を〜〜〜。


夢路 |MAIL