夢三昧
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2008年01月06日(日) エレファントカシマシ

Zepp Tokyo 17:00開演

メンバー4人&キーボード蔦谷好位置氏
(本日は5人のエレファントカシマシと何度もおっしゃった宮本さん)

3年連続新春エレカシライヴ詣。
幸せ噛みしめました・・・。

新曲たちはどれも良いけれど、ただの良いではなく、涙出るほど良いです。
いつも同じではない。
いつも新鮮な驚きがあります。
その時代、その季節の、色があります。味があります。
でも、それは、いつだって、宮本さんの、魂の姿。
真剣な想い・・・・・。男気。

古い曲、「太陽の季節」「うつらうつら」を続けて。
その頃の、20代のあの頃の、心情を、日常を、歌われています・・・。
でも今は違うぜ!と。
あの頃があって、今があるのですよね。
わたしは(多分ファンならほとんど誰もが)あの頃の曲も底抜けに大好きです。
どんなにうしろ向きでも、うしろ向きをそこまで見事に独特な詩(うた)にし、天才的な曲をつけて、抜群の歌唱力で歌い上げることが出来る人は、そう何人もいるはずがありません・・・。

「悲しみの果て」のときは、俺たちの出世作だなんて、ついおっしゃってました(笑)
ほんとに、MCは、相変わらず、スタンディングだからどうやってコケたらいいかわからないのですが、座ってたら間違いなくイスから落ちそうになるひとことが突然発せられます☆
面白いのですよ、ホントに。
みなさんに上手にお伝えできないのが、残念でなりません。
彼の話は、いつも書いているかもしれませんが、彼が語るから面白いのであって、誰かにそのまま伝えても決して笑ってもらえない(笑)
まあ、ファンだけが知っていれば良いことですが。
とりあえず、身近な人では、母がちょっぴりはわかってくれるので(爆)
ライヴ後も、ついいつも、聴かせてしまいます(苦笑)

次に出るアルバムに入っているようなのですが、宮本さんには珍しいコピー曲を熱唱して下さいました。
「翳りゆく部屋」です。
この曲の紹介もメチャメチャ面白かったし感動的でした。
昔から、シングルを作らねばならないとき、シングルというのはやっぱり多少一般ウケしなくてはならないので、色々どんな曲がみなさまに気に入っていただけるのか考えるのだそうです、宮本さんなりに!ということだと思いますけど。
その時に、必ず聴いていた曲なのだそうです。
素晴らしい曲だと。わたしもそう思いますが。
恋愛の哲学でもあると(笑・笑っちゃいけませんね)
寂しく、空しく、怖くなる曲ですけれどね。。。
しかし、キーボードも素晴らしいし、あまりにはまりすぎていて、ゾクゾクしました。
宮本版「翳りゆく部屋」
絶叫!「翳りゆく部屋」
世の中に、こんな個性が存在してくれて、ホントにわたしは嬉しいです…。

「風に吹かれて」も、キーボードアレンジ版でした。
蔦谷さん、遠くてお顔はまったくみえませんでしたが、なかなか素晴らしかったです。
いいお仕事、されているようです。宮本さんもお気に入りのご様子です。

ウコンの力でお馴染み!?の(みなさん聴いて下さってるかなぁ・・・)「俺たちの明日」。
マンションの管理人さんのエピソードが、またまた良かったです。
管理人さんに差し上げたのですって、「俺たちの明日」を。
すごく喜んでくれたのだそうです。
今までも優しかったけど、もっと優しくなったって☆
管理人さんは、すごく頑張ってくれているのだそうです。
分別ゴミもひとりで一生懸命管理してくれるし、朝早くからガラスやなにやらいつもピッカピカだとかで、宮本さんはとても感謝しているみたいです。
そんな世の中の頑張っている人たちへの応援歌です、この曲は。
まったく、やってられないぜっ・・・みたいなときに聴いてみて下さい。
騙されたと思って♪♪

大好きな「シグナル」も、声、ちょっと辛そうだったけど、結局は・・・出る・・・のですよね。
絞り出る。。。
ああゆう宮本節が、たまらなく好きです。

約2時間半。今年はちょっと長めでしたが、ちっとも長さを感じませんでした。
止まり木なくても立ってられた!(笑)
どこまでついてゆけるかなぁ・・・。

今年も、たゆまず歩いてゆこうと、思いました。
自分を信じて、自分のペースで、人は人、わたしはわたしで(苦笑)
疲れたら休む。でも絶対になまけない。そんな気持ちになりました。

楽しかった。

ありがとう。。。


夢路 |MAIL