「壬生義士伝」を観ました。
いろんな意味で面白かったです。
でもこの面白さは、大河で「新選組!」観てるから感じるんだろうな〜という感じ。いや、新撰組のことに詳しい人ならば「新選組!」観てなくても面白いんだろうけど。 つまり、新撰組の登場人物や人間関係、新撰組にまつわる出来事等を知らない人が観ても、ワケわかんないんじゃないかと。
沖田総司演じる堺雅人さんは、やっぱり山南さんの印象が強くて最初は違和感があったけど、違った魅力を見せてくれた。同様に、斉藤一の佐藤浩市さんは芹沢鴨に・・・(笑)
近藤勇と土方歳三と沖田総司が、西洋式のテーブルで牛鍋らしき物を食べてたり、メロン(けっして瓜ではなく)を食べてたりするのも笑えた。
主人公は大河には出てきていない、吉村貫一郎という隊士。 東北の下級武士で、腕は立つものの食い扶持が少ない。国許で家族を食わすことが出来なくなったため脱藩し、新撰組に入隊するという変わり種。家族のために守銭奴にならざるを得ない吉村を、時にはコミカルに時には重厚に演じる中井貴一が良かった。
ただ、終盤の独白シーンは長過ぎだ〜。ココが一番の泣き所と捉えてる人も多いんだろうけど、私にはダメだった。邦画全般に言えることなんだけどさ・・・ 幸いDVDだったので、「日本語字幕」を表示して観ちゃったよ。は〜スッキリ。 |