イツカノキズアト



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2003年11月17日(月)
嗚呼…
愚かしい愚かしい。
私はなんて愚かしいんだろう。
嗚呼、嗚呼。
どうも、どうやら、鬱々とした気分が襲ってきてしまったようで、すぐに抜け出せるのか、はたまた抜け出すのに時間と労力を要するのか判りません。
この鬱々とした気分が、周期的なものなのか、前回の日記の内容が引き金となったものかも判りません。
何も。
何も判りません。
判っているのは、愚かな自分。
嗚呼…。
どうして私は生きているのだろう。
嗚呼。
自分を愛してくれるはずが無い人を愛し続けることは愚かしいことだと想っていました。
今も、想ってます。
私には今、好きな人がいません。
教習所のあの先生への想いも、薄れました。
今、好きな人はいません。
もう、あんな切ない想いを感じることはなくなりました。
だけど。
今は。
生きる意欲がありません。
好きな人がいない。
それは私にとって生きる価値が無いも同然。
痛みを感じさせる戒めの鎖は、言い換えれば生きる糧。
それは表裏一体。
私は今、何の為に生きているのか判らない。
別に彼氏でなくて良い。
愛されなくても良い。
ただ、
ただ。
愛する人がほしい。
愛せる人が欲しい。
今の私には何も無い。
今まで激しかった感情の起伏さえも、平坦なものになってくる。
涙さえも、あまり出ない。
上手く笑えない。
上手く泣けない。
愛せない。
生きられない。
ただ闇雲に自分を傷つけるだけ。
それで痛みが感じられるなら。
今までのあの激しい感情は一体どこからやってきて、一体今はどこに行ってしまったのだろう。
嗚呼、愚かな私。
愚かで愚かで、嘲笑しか浮かばない。
愚かだ愚かだ。
嗚呼、
嗚呼、
苦しみすらも感じない。
私は生きているのだろうか?
否。
きっと"生かされて"いるだろうけど、
"生きて"はいないのだ。










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