イツカノキズアト



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2003年11月30日(日)
全ての人が幸せで在れと…
私は何度も書いたことですが、自分が大嫌いです。
好きなときもちょっとはあります。
だけど、基本的に嫌いです。
今日、友人と車の中で自傷行為について話をしました。
私は自傷行為を肯定も否定もしません。
だって、私は自傷ですらないけれど、精神的に自虐的だから。
嫌悪はしない。
今日の話でまた思い知らされたこと。
私は何の役にも立っていない。
自分の無力さを再再再(以下略)認識しました。
私は何にも知らない。
あの人のことを。
何年も一緒にいたって、何にも知らない。
あの人は、「自分が辛い時にどれだけ支えてくれるか、心配してくれるか」と言う。
だったら、私は全く友達ですらない人と変わりは無いんじゃないだろうかと思う。
何にも知らない。
何にも。
あの人に起こったことも。
あの人が必要としたり、あの人に近しい人たちのことも。
何にも。
何にも。
…知らないんです。
だから、何にもいえない。
何時、苦しんでるのかすら、判らない。
そんな私がなんの役に立てるのか。
一体、私は何の為に傍にいるのか。
傍にいたって仕方ないんじゃないのか。
あの人がいいました。
「自分が存在しなくなっても、誰も困らないし」
私が悲しむよ。
そんなありきたりな台詞は言えなかったし、言わなくて良かったと思ってます。
伝えたってきっと伝わる筈は無く、寧ろ軽蔑されると思う。
自分でも思う。
それは偽善であり、ただの一時的なものだと。
死んで悲しむ。
それはほぼ当たり前のことだと思う。
けれど。
いつかは悲しまなくなる。
それもまた、当然だと思う。
だから、そんな簡単な言葉では済ませてはいけないんだと思う。
それと同じく。
あなたを救いたい、何てことも言っても仕方ないと思う。
救える訳は無いんだ。私には。
私じゃなくとも。
きっと、救えない。
私には、きっと、ほぼ100%救えない。
救いたい、ともし私が言われたとしたら。
きっと喜ぶだろう。
ありがたいと思うだろう。
だけど。
アンタに私の何が判る。
そうも思うと思う。
だから。
きっと、一緒なのだろうと思う。
私は、
私は、本当になんなのだろう。
私は、
私には何が出来るのだろう。
あの人をずっと抱き締めていたくて。
あなたはここにいるんだ。
そう判らせたくて。
だけど。
その役は、私じゃない。
それはもう、何年も前から判っていたこと。
私がしても、それは意味無いこと。
些細なこと。
私にはそんな大役与えられていない。
私にはそんな大役はこなせない。
私には何にも判っていない。
私にはそんな力が無い。
私はあの人の支えにはなりきらない。
少しでも。
少しでも、あの人の役にたてるのなら、代償を払っても良い。
それなりの。
どうか、どうか。
本当に、どうかお願いだから。
幸せに。
幸せに。
存在するかどうか不安に思うことがなくなるように。
無くならなくても、軽減するように。
なって欲しい。
私の幸せをささげることで、彼女が幸せになるのなら。
本当に、願う。
私はあの人を、彼女を、友人を、心から愛している。
性別や年齢、人生観などを超えて。
心の底から尊敬し、愛し、幸せになって欲しいと願う。
それが、唯一私に出来ることだろうと思う…。
こんな無力な私でごめんなさい…。










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