イツカノキズアト



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2003年12月02日(火)
兎になりたい
兎は寂しいと死ぬって言うから、兎になりたい。
本末転倒。
って言うか根本的に間違っているのは判っているのだけれど。

周期的な気持ちの落ち込みの波が来たようです。
いや、きっかけもあったように思いますが。
今日大学の友人が部屋に遊びに来てたんですが、その子が帰った後、部屋に独りになった途端(?)涙が出ました。
その時も色々な子とメールをしてたので、返事は返しました。
メールは凄いな。
涙を流しながらだって幾らでも絵文字使ったりして、平素の自分を装うことが出来る。
装う必要があるのかがわからないけれど。
自分でもそこは判らないけど。
私は何なんだろう。
寂しさで死ねぬなら、今死ねると思った。
居なくなってしまいたかった。
独りだけ取り残されていくような感じがした。
悲しかった。
怖かった。
居なくなってしまいたかった。
家族がいなかったら、きっと私はもう死んでると思った。
家族が悲しむと思うから、私は死なないでいるんだと思う。
そうも思うけど、それは口実だとも思う。
死ぬ勇気なんてきっとないから。
家族を出して自己弁護。
またもやそうやって自己を掘り下げていく。
私は落ち込んでしまったら、自分を深く深く掘り下げて、自分の中の闇をより深く知ってしまうようで、だからこそ、落ち込むのは厭だ。
これ以上自分の中の闇なんて知らなくて良い。
自分の闇を知る度、自分を掘り下げて行く度、傷も同じだけ深くなっていく。
そう思う。
知らなくていいこともあるというのに。
例え自分のことだといったって。
知りたくないこともあるというのに…。
どうして私はこうなの?どうして…。
相反する二人の私が居る。本当に。
人格持ってるとかじゃなく。多重人格症とかじゃなく。
感情的な私と、冷静な私がいて、感情が鬩ぎあう。
葛藤が起こる。
だから苦しい。
苦しい。
心を掴みだしたい。
握りつぶしたい。
壊したい。
着メロだけで期待する私。
その内容を読んで、失望する私。
私宛じゃないメール。
私の知らない顔をしてるメール。
私に見せるような顔じゃなく。
私の知らない顔が、そのメールの、その文章にはあった。
知らない。
私は、知らない。
私は何ナノ。
私は。
私は何なの。
何。
何…。










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