イツカノキズアト



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2004年04月10日(土)
書きなぐりたい言葉が沢山あって。
綴りたい思いが沢山あったのに。
どうしてか頭が真っ白になって、書けなくて。
そしてそれが澱のように私の中に溜まり、
心の中核を薄い膜で覆い、私は段々何も感じなくなる。
そう。
何も感じなくなる。きっときっと。
息苦しくて。
苦しくて。
吐きそうになるほど気持ち悪くて。
声を出さずに只管泣いた。
運転中だったけれど、三十分ほどずうっと泣いた。
"気持ち悪い"なんて、皆思ってることで、そう言えばそうだったんだなと改めて認識して自分を再び殺したくなった。この想いを殺したくなった。
何気ない一言は深い傷を作るのには充分で。
私はまた心の傷を一つ増やした。
あなたの優しさは酷く痛くて。
私の包むけれど、私を串刺しにした。
比べられて、"凄いんだよ"と言われると、だったら私はなんだったの、と問いかけたくなる。
私が一生懸命努力してやっていたことが、他の人に簡単に出来るのなら、私はいらないんじゃないかと想う。
私は何のためにいきているの?
何度も書いた。
何度も想った。
私に何が出来る?
何もできやしないんだ。
私は、私は、苦しくて。
この胸抉って出したくて。
追い詰められて追い詰められて、きっと私は消えていく。
胸の痛みと共に消えていく。
そして私はきっと最初から無かった存在になる。
そうなれたらいいのに。










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