Diary
沙希



 いつでも君を想ってるけど全てはきっと空回りに終わるのだろう。

生きてるのもどかしい。
死んじゃうのむなしい。
抱き合えば救われると思ってた。この底無し沼から。
だけど君の手も言葉も綺麗すぎて
僕の汚れが露呈される。
綺麗になりたかったのです。この汚れたココロを捨てて。
生まれ変わりたかったのです。
生き返りたかったのです。君に抱かれて。
だけど君の腕のなかで僕はただ醜くなることしかできないから
きっと君は泣くだろう。
僕は君を死ぬほど傷付けるかもしれない。
だけどお願いだから消えてしまわないでください。
耳を塞がず全てを聞いてください。

2002年02月10日(日)
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