Diary
沙希



 凸凹。

ボクのこと消さないでくださいね。


気持ちとは裏腹な行動に悩まされ続け
いつしか壊れることに恐れを抱くことすらなくなっちゃうの。


非日常はイツカラか日常になった。


『壊れちゃえばいいんだよ』


なにも恐れることはない。
マトモでなんていなくていい。


ボクのことなんて欲していないんだからさ。


ボクのこの
自己嫌悪と自己中心的な考え方はきっと
キミがココを去るまでかわんないんだろう。


軟弱すぎる精神はやがて
無神経さをまとってゆるやかに朽ちてゆく。


恐怖も絶望もない。
ただなにもない。


もうちょっと早く引き返してれば
こんなことにはならなかったのかな。


だけど後悔なんてない。焦りなんてものもない。


結論なんてとっくにでてるのに
意味もなく問題を問いかけつづけている。


早く解き放ってしまえばよい。
なんて気持ちは半分しかない。


一生閉じこめたままでいい。
なんて気持ちも半分しかない。


好奇心にかられて聞いてくれればいいですよ。
スベテを。


包み隠さずお話しますよ。


だけどボクのこと消さないでくださいね。


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ひらひらと
ひらひらと
ひらひらと

舞い落ちる。

キミのココロに

紅い花びら。

ぐるぐると
ぐるぐると
ぐるぐると

回り続ける。

ボクの苦悩はやがて

速度を失い停止するでしょう。


その時がきてもキミは

ボクの側にいてくれるでしょうか。



意味のない言葉に固執してしまう性分ですから

キミをイライラさせることも多々ありますね。



同じ価値観を持った魂が

この世に存在するのならば

ボクはキミのそれではないでしょう。恐らくは。



なんの見返りも求めずにただ二人でいることが

もっとも美しいカタチであるならばきっと

ボクはキミに求め過ぎなのでしょうね。



今はただ

ボクを不安そうに見つめるキミの瞳が曇らぬことを祈るのみです。



ココにいるもいないも

キミが決めればいいのです。

スベテを知った後でね。

2002年03月03日(日)
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