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■ 壊れ屋さん。
わたしのココロの欠片はスベテ あなたが持っていってしまったので わたしは欠けたココロを修復する手段もなく 今もただここに立っている。
昨晩の月はイツモのように トテモ哀しい歌を歌っていたから わたしはどうしてもあなたを 思い出さずにはいられなかった・・・。
理不尽な時間は 美しい想い出に磨きをかけて あんなにも苦しかった想いでさえも 綺麗なものへ変えてしまった。
あなたはわたしの現在過去未来もスベテ 持ち去ってしまったのに わたしには一欠片の想い出しか 残していってはくれなかった。
でこぼこになったこのココロに優しいのは 生ぬるく流れてゆく夜の風だけ。
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なんでこんな元気ないんだろうな。
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壊れ屋さん。
凸凹になった頭抱えて苦悩してるだけ。
痛めつけるのはあたしの中のキライなあたし。
自己中。要領悪し。何もかもがヘタクソ。可愛くない。
徹底的な自己否定。
もう感覚なんていらないでしょ。
痛覚なんてあたしには必要ないんだから。
歯止めは要らない。
凸凹になった頭はそれでも考えをめぐらせ。
ひたすら苦痛を受け入れて、安定へと導く。
この世で一番確かなもの。
このカラダの痛み。
このココロの痛み。
2002年06月02日(日)
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