Diary
沙希



 支離滅裂。

永遠に君はここでただ 動くことのない時計を見つめて。

生活することに飽きた君は 生きることの意味を探して。



ホットミルクは今はただのミルクになって
         カップの底にはお砂糖が溜まってる。

君は顔をしかめて飲み込んでは 満足げに微笑む。




この口から吐き出す言葉はスベテ
世間体とかモラルなどというものに脚色される。

透明なメガフォンを持たなきゃ 決して真実は語れない。





踏みつけた草花は 泣くコトもなくそして怒るコトもない。

小さくついたため息は 地球が大きく吸い込んだ。

存在を認めることができずに泣き喚くのは子供。

君は生まれたことを嘆くのか。 喜びを歌うのか。

2002年06月04日(火)
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