Diary
沙希



 壊れ物注意。


あなたはあたしを壊れ物みたいに扱うのね。

新聞紙でぐるぐるに包装しては

頑丈な箱に詰め込む。

優しく優しく抱えあげては

とても静かな場所へ独りぼっちで置いてけぼり。

あたしは壊れ物なんかじゃない。

いっそ壊れてもいいぐらいよ。


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君の瞳塞いで

その涙飲み干して

もうダイジョウブだよって

もうダイジョウブだよって

そういってあげたい。


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この言葉にはなんの意味もないよ。

君が去ったあの日から

ボクの言葉は命を亡くした。

ただの消耗品でしかなく

カタチも意味もない。

意味なんてない。


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キミの瞳はいつから ボクを見なくなった??

不自然すぎるほどたどたどしく途切れる会話の影には

恋の跡形もない。


キミとボクの歩く速度がほんの少しずつ ズレてたのは知ってたんだ。

気づかない振りをしてたのはきっと

このちっぽけなプライドとワガママなココロのせい。

キミのツヨガリが少し ズレてたのは知ってたんだ。

その瞳の力が強いほどには キミのココロは頑丈じゃなかった。


今更ボクが言えることはない。


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欲求不満です。

自慰行為に励む気もなく。

っつーかそぉいう意味じゃなく。

溜まりに溜まった感情は爆発寸前。

崖っぷちにたてられた案山子のごとく

微妙な位置でバランスを取りつづける日々。

いっそ落っこちたほうが楽といえば楽かもね。

2002年06月11日(火)
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