Diary
沙希



 沈黙。


無重力状態。窒息寸前。

ふわふわとくらくらとあたしの意識は緩やかに落ちてゆく。

闇の底へ。深く暗い場所へ。



キミの瞳はいつから…あたしの存在を否定した?

輝いているキミの瞳には あたしの姿が認識されない。



キミに消される。あたしのカラダ。

もうあたしの肺は酸素を欲しがらない。

もうあたしの足は地上に立ちたがらない。



++++++++++++++++++++++++++++++++

弱音吐く。

弱音吐く。

弱音吐く。



事態はイツモ繰り返し。

浮けば沈む。沈めば浮く。浮けば沈む。浮く。沈む。



あたしは世界の半分も物事を把握してなどいない。

知らないことが多過ぎる。

あたしがいない場所でもタクサンのことが進展してて

まるで独りぼっちで『今』に取り残されてるみたい。



ねぇ、この超絶ネガティブ思考は

死ぬまでなおんないんだろうか。


















衝撃的な本に出会った。

あたしは絶対この本を手放さないだろう。手放せないだろう。

これはあたしの一番の理解者だ。

これはあたしを代弁してくれる。



語ることに疲れたら、この本の言葉に耳を傾けよう。



この広い世界でたった一冊のこの素晴らしい本に出会えたこと

あたしはトテモトテモすごい奇跡だと思う。


2002年07月02日(火)
初日 最新 目次 MAIL


My追加