tenQ小伝

2001年11月08日(木) マネ展

県立美術館へマネ展を見に行った。

年配の客が多かった。展覧会では
作者の年譜をよく見る。特に何歳で
亡くなったかを見る。

マネは53歳で死んでいる。作品を見る
時も何歳の時の作品であるかを考えて
見る癖がある。

「笛を吹く少年」は何歳の時の作品
なんだろう。背景に何も描かない肖像
画は当時画期的なことだったらしいね。

想像してたよりかなり大きな絵だ。

「草上の昼食」の練習版のようなの
もあった。エロチックだよね あれ。
エロチックでもあり開放感もあり
こういう状況にいあわせてみたいと
も学生の頃思ったもんだ。

ジャポニズムという絵画の流れが
ヨーロッパにあったらしい。主には
浮世絵が珍重されたらしい。

数ヶ月前に同じ場所で安藤広重の
浮世絵を見たが、構図の大胆さは
西洋絵画の比ではないように思う。

絵を見る行為、それは何かの刺激
を脳に与えることのようだ。
今回のマネ展はちょっと大きい絵
が少なかったか刺激がたりんかった。


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