2002年05月21日(火) 無知


最近「知らない」ということに対してすごく焦りを感じる。

私は政治も、科学も、哲学も、文学も、歴史も知らない。専門分野の筈の法律さえ知らない。
知らないということは、おそろしいことである。知識がないと、それに対する自分の考えや意見すら持てない。世の中を知らないで世の中を語れるはずもない。知識だけあってもしょうがないなんていう(私がよく言っていたような)台詞は、知識を身に付けてから言うべきだと思う。まずは知ること、謙虚な気持ちで学ぶことだ。

私は「知らない」ということを必要以上に恥ずかしがって、知ったかぶりをして、化けの皮が剥がれると、そーさ知らんさそれのどこが悪いのと開き直る。悪いに決まっとるじゃないか。間違っとる(>自分)。開き直りは相互理解の放棄だ。そもそも理解を深めるのが本旨のはずの議論で、自分の意見を理解してもらうこと、人の意見を理解することを放棄してどうする。

・・・・話が逸れた。知識知識。でも「知識が大事!」って思ったのって、「読者は踊る」を読んだ&彼氏にいつも議論で負けるからなんだよなー。「読者は踊る」に躍らされるなんて、なんつーか単純で素直な消費者というかなんというか。いやはや。


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