2004年07月19日(月) 読書にまつわるエトセトラ


今読みたい本

  • 「この国のかたち」司馬遼太郎
    タイトルに魅かれる。新宿の人ごみや、満員の中央線を見るたびにこの言葉が思い浮かぶのです。なぜか。
  • 「わが闘争」アドルフ・ヒトラー
    昨日「映像の世紀」のビデオを再見していて、ヒトラーが出現した時代背景が今の日本の状況とそっくりなんじゃないか?と今更ながら思ったので。民主主義が無責任だという言葉について考えてしまいますわ。
  • 「空中ブランコ」奥田英朗
    直木賞を取ったので。
  • 「世界の中心で、愛をさけぶ」片山恭一
    読まず嫌いだったのですが、読んでもないのに批判しちゃいかん!と思って。売れているものはどこかいいところがあるに違いない。

    最近読んだ本
  • 「博士の愛した数式」小川洋子
    確かにじーんとくるけど、期待したほどではなかった。あー数学好きな人ってこういう感じだよな、とは思ったけども。うーん。
  • 「チルドレン」伊坂幸太郎
    うわあ!ちょっと(私の嫌いな)村上春樹っぽいぞ!さくさく読めてそこそこ面白いが、主人公の浮世離れっぷり(変人っぷり)にかみ合わなさを感じる。
  • 「砂の器」松本清張
    時代を感じるなー、相変わらずでたとこ勝負というか、ご都合主義なストーリーだなー、でも最後までぐいぐい読ませる筆力は見事だなー、ドラマも見てみたいなーと思いました。

    トピックス
  • 個性的品ぞろえの青山ブックセンターが閉店(読売新聞)
    びっくりビリビリ。アート系の本が多くて私にはあまり縁のない本屋でしたが、本屋の倒産は悲しいです。ABCなんて滅多に行かないくせに、人間って勝手ですね。
  • 芥川賞に「介護入門」、直木賞は「邂逅の森」など2作(読売新聞)
    前回に比べると地味感は拭えない受賞作となりましたが、とりあえず読んでおくか。あ、そーいや以前「蛇にピアス」と「蹴りたい背中」に日記で触れておいたくせに感想を書きませんでしたが、どちらも面白く読みました。特に「蹴りたい背中」(綿矢りさ)はかなりツボでした。思春期ってあんな感じだよなあと。多分、見た目とは裏腹に、綿矢さんの方がかなりひねくれてて、金原ひとみさんは素直な人なんじゃないかと思いました。


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