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■ 最近の読書
ここ最近、私の読書量はかなり減ってきています。 評論などは本当に10年ぐらい手をつけていないような気がします。人間、所詮は楽な方、楽な方へと流されて行くのでしょうか(笑)
ともあれ、ちょっと厭世的になっているのは昨夜読んだ本のせいです。 「星の葬送」グイン・サーガ88巻。 もうネタバレしても構わないと思うので話しますが、87巻でアルド・ナリスが死にました。88巻はまだその動揺に包まれたままの内容です。 グイン・サーガを読んでいる人なら知っていると思うのですが、栗本女史によるあとがきがけっこう面白みがあるのです。作家の本音思い入れなどがつらつら書いてあって、これから先に読む人もいるほどで。 今回、女史は「これが生きているっていうことなんだなぁ」ということを淡々と述べているのですが、私にもその気持ちがとてもよく理解できました。 色々なことがあって、でも自分の気持ちはともかくとしてそれだけに構ってもいられず、時だけはどんどんと過ぎていく――いいとか悪いとかではなく、それが現実です。どんなに耐えられないと思うことでも、時間はすべてを押し流していきます。それが冷酷だと思えることもあるし、逆にそれによって救われることもありますね。 そして、いま、人を憎んだり罵ったり、自分の我儘や物欲のために人の命を奪ったり、とあまりにも簡単にこういうことが行われる現実の中で、自分に残された時間の大切さを考え直して欲しいと思うのです。自分の人生を振り返ってみてつまんない人生だなと思うような生き方だけはしたくないなぁ、と思ったりしませんか?…
グイン・サーガと出会って25年になります。本編・外伝とすべて初版で買い揃えてきた私ですが、1巻目などは背表紙の黄色が焼けて白に変色してしまっています。グイン・サーガは昭和54年9月初版発行、ガンダムがはじまったのが昭和54年2月なので、ほぼ同時期の出会いです。どちらもこんなに長い付き合いになるとは思ってもいなかったけれど……ああ、結局、自分が年寄だとこぼしているだけなのかも(爆)
昨日、買った本 「星の葬送」 グイン・サーガ 88巻 栗本薫 「昇竜剣舞/反逆の代償」 (時の車輪 第7部2巻) ロバート・ジョーダン 「昇竜剣舞/戦士の帰還」 (時の車輪 第7部3巻) ロバート・ジョーダン 「魔石の伝説/予見師の宮殿」(真実の剣 第2部6巻) テリー・グッドカインド 「石に刻まれた時間」 ロバート・ゴダード
昨夜、読んだ本 「昇竜剣舞」 相変わらず話が進んでいるのかいないのか、という状況で、もう7部も出ているのにイライラしっぱなし。この本を読んでいると男ってバカと思わずにはいられない。尤も、それ以上に女の気持ちのもどかしさにも呆れてしまうのだけど。ファンタジーというよりも恋愛私小説的です。先月に出ていた2巻目を買いそびれていたので、書店で見つかってやれやれというところです。 「魔石の伝説」 ワタクシの好みにぴったりなシリーズ(うふふ/笑) 先に第一部「魔道士の掟」が出ていますが、その気はないのに何故かマゾ扱いされている主人公がとってもワタクシ的にはよいです(おい) こちらも恋愛色豊かで、お互いに好きなのにどうしてそんなに気持ちがすれ違ってしまうの、の見本というところでしょうか(笑) 「石に刻まれた時間」 久し振りの歴史ミステリー、開くには開いたのだけど睡魔に勝てず中断。今夜にでも…
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2003年02月08日(土)
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