shionの日記
shion


 我が家の雛祭り

今日は女の子のお節句、雛祭りです。

雛祭りの謂れは平安時代、三月はじめの巳の日に子供の無病息災を願って「お払い」をしたことに由来するのだそうです。
河原で人の形に切り抜いた紙で身体を撫でて、病気や穢れをこの紙人形にうつして川に流す。この行事をいつしか「三月三日」と決めて行うようになったのだそうです。


実家には今では本当に珍しい「御殿雛」があります。
七段飾りですが、その高さは1mぐらいです。いちばん上に御殿があって(モニターぐらいの大きさかな)その中に内裏雛がちょこんと。雛人形自体が手のひらに乗る程度の大きさなので、お道具類は本当に小さいです。お膳に乗ったお椀なんて、直径が1cmぐらいで、飾るときはとっても気を遣います。
そう言えば、このお雛さまの横に立つ娘の写真があるのですが、ぬいぐるみを手に仁王立ち…端午の節句じゃないんだからさ(笑)


娘の初節句に両親から買ってもらった雛人形は、内裏雛と屏風と飾り台と雪洞だけでした。
七段飾りは場所を取るのでパスね、と言って。でも、結局のところその内裏雛だけでもデカかった…内裏雛の横幅はキーボードぐらいあるので、ニ体並べると横幅は1m以上に…で、ずっと実家に置きっぱなしです。
お雛さまはお顔が命。あれでもないこれでもないと選びに選んだ挙句にようやく決めた雛人形なのに、ずっとダンボールの中…可哀相に(笑)

現在の我が家には、頂きものの小さな雛人形があります。山口県の特産品で「大内人形」という塗りの雛人形なのです。飾り台が手のひらに乗るぐらいの、小さくて可愛いお雛さまです。

でも、昨年の雛祭りから、ずっと飾り棚の中に…
「お母さん、アタシを嫁に行かせない気?」という娘に、うふふと答えるワタクシであります。
このまま、今年も入れておこうかな(爆)





2003年03月03日(月)
<< >> First New List Home