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■ 流行りもの
最近、遅まきながらロバート・ゴダードにハマっています。 ジャンルは長編ミステリーに入るんでしょうが、ストーリー自体にトリックめいたものはないので、推理小説と言うよりはミステリ仕立てのサスペンス小説という感じかなと思います。 大体、上下二巻ものが多くて、しかも内容が暗い。 でも、どんでん返しがすごいです。 うたい文句は「愛と裏切りの物語」ってとこでしょう。
ゴダードの作品がブレイクしたのは最近になってからですが、登場人物の書き込みがしっかりとしていて、主人公を取り巻く謎が幾つも用意されていて、ぐいぐいと読ませるテクニックは素晴らしく、時間も忘れて読み耽ってしまいます。
デビュー作は「千尋の闇」。 「千尋」は「ちひろ」ではなくて「ちいろ」とルビが振ってあります。 原題が「Past Caring」で翻訳の段階での苦労話も載っていました。 その「千尋の闇」と「今ふたたびの海」と新作の「秘められた伝言」を一昨日あたりから読破。
どの作品にも共通するのが主人公の「だめんず」ぶり。 いやぁ、職は失うは、女房にも逃げられるは、当然のごとく借金まみれだったり、と男としてどうなのよというだめんずぶりなんですが、不思議と知性と教養には恵まれているので嫌われずにすんでいるようです。
管理人はだいたい女流作家ものが好みなんですが、こちらの主人公たちはと言えば、どれもがスーパーレディぶりを発揮していて、だめんずとはえらい違いで、そのへんが興味深いです(笑)
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2004年01月10日(土)
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