サウンドスケープ

2002年10月31日(木) ヘッドフォン

だめだ!自分の世界に入り込んじゃだめだ!
全ての雑音の中から
キミの欲しい音を聞き分けないと

だめだ!リズムマシンのビートじゃ!
建設現場の不規則なノイズから
体内を駆け巡る血流の鼓動を聞き分けないと

ヘッドフォンを外して
音を耳に流し込むのではなく
音を聞き分けるんだ

そうでなければ。。。。。

http://www.tky.3web.ne.jp/~eman/kodou.html

7116

コラボCD第二弾 「And...2 Transparent Dawn 透明な夜明け」発売中!


* * * * *

ああ。自分はまだ甘かったなぁ。
この3年近いイスラエルの裁判で随分と鍛えられたつもりだったのに。
まだまだ、平和の日本の平和は日本人であった自分がわかった。あの
拉致の国の手口に気が付かなかった。一瞬過ぎったが「まさかね」と
思っていた。

そもそも24年間認めなかった拉致の事実をなぜこうも臆面もなく認め
米国に核保有を突然認めたかをよく考えればわかることだった・・・
交渉の道具という表現をみんな使っていたが、こんなにも明白なこと
を言葉としてだけで、弄んでしまった。それは、白状しますから許し
て下さいという交渉の道具ではなく、これが有利なカードになると踏
んだ上で、先の先の先の・・・まで読んだ一手であることを。

やはり拉致はあった!とんでもない奴らだ!しかし・・・よく白状し
てくれた。キミもやっとココロを入れ替えて・・・そうなんです。
家族も戻ってもいいんですよ。まず日にちを決めてお戻ししましょう。
・・・彼らは読んでいた。拉致された方々のココロを。
拉致され、もう帰れない!殺されると思いながら、生き長らえ、適応
し、耐え、家族を設け、はぐくんできた生活と心を。母国や両親、旧友
に再会した喜びと感慨と、24年間の現実とのなかで揺れる思いを。
そこで設けた家族への思いを。家族の幸せは国家ではなく、家族である
ことを。彼らは決して母国へ帰れるからといって家族をも連れて行かな
いだろうことを。

そして、日本が約束を反故(誘拐犯に被害者を返さないこと:当たり前!)
にすることも読んでいたはずだ。

そして。再開した交渉。
ああまた。彼らの交渉のやり方だ。自分の減点=拉致を、相手の約束違反
に摩り替えて、交渉を有利に進めるつもりだ。彼らは、日本の持ち出した
前提を最終的にはのむだろう。しかし、実質的な経済交渉は彼らの有利に
進む方向になると予測する。

彼らの目的は国交正常化ではないのだ。それは手段であろう。国交正常化
で、経済が拡大・安定していけばいいのだ。そして、その先にも目的はま
だあるはずだ。

日本人以外の国、いや民族には、交渉は妥協ではないのだ。当たり前だが、
完全勝利が最終目的臨んでくる。どうもこれまでの日本は、妥協が最終目的
であるように思えてならない。
やっと見えてきた毅然とした態度。是非、タフな交渉をし、全てを勝ち取っ
て欲しいものだ。


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