書き殴り日記

書き殴り日記...ミケ

 

 

怖い話 - 2002年07月04日(木)

暑いなあーーーほんっと。


冷房反対派の私もついに昨日の夜は蒸し暑くてドライをつけてしまった。



そして、今日は学校が休みだったので、なんとなくテレビつけたら、


アンビリーバボーが心霊のやってた。



この時期になったら、もっと怖いのとかやるのかな。



すっげえ、怖がりのくせに、何故か見てしまうんだよねえ。何故か。




心理学で好奇心が強い人っていうのは怖がりが多いんだってさ。



最近は少し大人になり、怖いテレビ見て寝れなくなったりとかはないけれど


夜中思い出してコワッとか思って急に電気つけたりはします。





さあ、今から私が体験した数少ない怖い話を致しましょう・・イヒヒ



未体験ゾーンにお連れするのは私、ストーリーテラータモリ兼、出演のミケ


でございます・・・イヒヒヒヒー(BGM世にも・・の曲)



あれは、私が小学校4年生頃の話です。



私が飼っていたセキセイインコの世話を怠けていたために

母親に怒られた時でした。



「あんたね、世話をちゃんとしないなら、インコ逃がしちゃうからね」

と母。



私は逃がすなんて、するわけないじゃんと思っていた。



私が全く反省の色を見せなかった為、母は激怒し、



「あんた、インコ逃がしちゃったからね。あんたが悪いんだからね。」

と母。



そんなわけないだろうと思い、鳥かごを見にいくと・・・



「あっ!!!ピーちゃんがいない!」

(私は飼っていた鳥にはほとんどこの”ピーちゃん”というメジャー過ぎる名をつけていた)



この時、私は相当うろたえました。かなり焦りパニくった。



小学生にしては遅い時間の夜10時に、自転車の鍵を持ち、家を飛び出し

ました。




自転車をこぎながら、”ああ、ピーちゃん本当にごめんねごめんね”と


やっとこの時自分の愚かさに気付き、家のちょうど後ろにある


桜並木という所をチャリで見てまわった。



その時、暗い桜並木の中ぼんやりと光りを放っている看板が見えた。


その光りの下には、軽トラックがあった。



軽トラックの下から猫が出てきた。



私は、ピーちゃんが猫にやられては困ると思った。



車の下にいる猫が、荷台の上を見ていたので、まさかっ!!と



思い、荷台に近付いてみると・・・・・




私の頭の思考回路が一瞬ショートした。




いたのはもちろん、ピーちゃんでもなんでもなく・・・




その荷台にいたものと、目があった。



私は、見た事がない生き物をみた。



今でもその瞳が目に焼き付いている。



結構つぶらな瞳をしていた。



真っ黒の目で、黒い毛がいっぱい生えていた。



もう、姿とか忘れたが目だけは覚えている。



ショックでそれ以外覚えていないのだ。



私は、猛スピードでチャリをこぎ、何回かペダルを踏みはずした。



もう、夢の中で逃げている時のような感じで、気持ちはもっと早く走りた


いのに、足が追い付かなくて焦るばかりだった。



家にほうほうのていで帰ると、私はわあわあ泣きだした。



親は私があまりにもすごい勢いで泣き、怖がる様子を見て


驚いた様子であった。




私は訳を話した。


あんな怖いのがいたのを家の近くに住んでいる友人にも教えなくては


と思い電話をかけようとしたら親に止められた。



ピーちゃんは、外に逃がされてはいなくて親が隠していただけであった。



私はほっとしたが、それ以上に恐怖でいっぱいだった。





と、こんなところです。



幽霊とかじゃないけど、怖いでしょ!?


えっ、怖くないって!?


私はこれ、実体験したから本当に怖かったんだあ。



一体なんだったんだろね。


今でも正体不明。


世話を怠ったわたしへの罰でしょうか。




おーこわ、ちょっと今怖いもん。
















...




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