2005年01月11日(火) |
突発的に死にたくなる瞬間の考察 |
NHKで「七子と七生」というドラマがやっている。 異父兄弟で、一緒に住む事になった。 が、姉(七子)は弟(七生)を見とめる事が出来ずに、ギクシャクした関係の中で、七子の実の母親が倒れて、七生と2人で生活する、という第一話。 因みに七生の実の母親は、七生を刺した罪でムショの中(どう言う設定だ、国営放送…) 七子は高校生、七生は小学生。という設定。
その中で、七子の実の母親が倒れて、七生と初めて二人きりで過ごす夜のこと。 その日の夕飯は七生が作った。 夕飯を食べながらテレビを見ていたら、小学生が自殺した、というニュースが流れれる。 七子には不思議でならなかった。 小学生の癖して、何故自殺するようなことがあるのか。 その、自殺した小学生は自殺する直前、先生に怒られた。 その事が原因で突発的に自殺した、そんなニュースだった。
七生が言った。 「小学生だからこそ、突発的に死にたくなるんだ」。 子供だから、一回失敗したら、その失敗が自分の人生を大きく狂わすくらいのショックが体中を駆け巡って、自分はもう、生きていけないような気になってしまう。 だから死ぬのだ、と。
七生が作った肉じゃが。 そのあじを七生は「やっぱり失敗だ」といった。 そして七生は「さっき僕も、この肉じゃがの味が、どうしても直らなくて、あぁ、ダメだ。もう、取り返しのつかないことをしてしまった。生きてられない」と話した。
これだけを見ると、何年も生きている人間から見れば、たかだか肉じゃがの味だけで、死にたくなるのはとても不思議だ。
…今日は6,7に受けた卒業試験の自己採点をやった(本当は7日にも出来たが、わざとやらなかった) まぁ、結果はだめだったが…30点以上足らなかった…orz
自己採点をしながら、思ったのは「大学辞めますか、人生止めますか」(薬止めますか、人間辞めますか、のパクリで)。 そのくらいのショックが駆け巡ったといっても過言じゃない。 …早く言えば、留年の時の思い出が…
その時、突発的に死にたくなった。
死にたくなって、メッセで友人に愚痴った。 「ゆうが必要な人間がここにいるんだから死ぬな」といわれた。 言ってくれたのは、一昨日励ました友達だった。 ありがたかった。 院生の友人にも話した。 励まされた。 何とか切り替えて勉強中。
今、思うのは、その小学生の心境と自分の自己採点時の心境がかなり似ていただろう、ということ。
実にくだらないことで死にたくなった、と思える時がくるんだろうか。
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