TOM's Diary
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2004年04月01日(木) 回転ドア

親と手をつないで歩いている子供が、道端の綺麗な花を見て手を振り解き道端に駆け寄りました。花に手を伸ばそうとした途端、足を滑らせて側溝に落ち、額を切りました。側溝には、もちろんセンサーなど付いていませんし、安全装置などもありません。

側溝くらいならともかく、これが交差点、踏み切り、エスカレータなどだったら命に関わる事態になる。側溝に蓋をしていなかった道路管理者、子供の飛び出しを予知出来なかった運転手、踏み切りに十分な侵入センサを設置していなかった鉄道会社、エスカレータの指などを挟み込む可能性たかい部分に十分な防御策を施していなかったメーカーに責任を取らせるのは簡単だが、手を離した親に責任はないのだろうか?

事故の起こった回転ドアには安全対策が施されていた。
私の見る限り踏切より安全に思える。そこに油断があったのかも知れない。
「危険ではない=手を離しても大丈夫」そう言う判断が親にあってもおかしくはない。逆に危険極まりない構造になっていれば今度の事故は起こらなかったかもしれない(極論過ぎ)。

自動回転ドアは私も使ったことがあるが、危険を感じるほどではないが、歩く速度をドアにあわせなければならなかったり、タイミングよく侵入しなければならず、使用するにはある程度のテクニックが必要だ。子供やお年寄りにはかなり難しいと思われる。私でさえそのように感じるのに、小さな子供を持つ親がそのことを予見できないとはどうしたことだろう?子供を危険から遠ざけようとするのは親の本能だと思っていたのだが、近頃はそうではなくなってしまったのか?

いずれにしても、このような危険な扉を設置していること事態が問題(しかも過去にも何度も事故を起こしているというではないか!)であって、親の責任云々するような状況ではないが、このような予想できない危険は街中にあることを、小さな子供を持つ親にはよく認識してもらい、悲しいことにならないように自ら子供を守るんだと言うくらいの気持ちで出かけてもらいたいが、いかがなものだろう?



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