TOM's Diary
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2008年12月01日(月) 総理

総理が「健康を維持している私が、堕落した生活したせいで病気になった人の医療費をなんで払わねばならない」といった内容の発言をしたと報道されていた。

この件で、とあるタレント弁護士(この表現が正しいかどうか判らないが、日曜夜のバラエティ番組で笑わないことで有名になり、最近はコメンテータとしていろんな番組に出演しているつまらない弁護士)が、週末のニュースバラエティ番組でこんなことを力説していた。

「総理は、これだけを言ったんじゃない、前後の話をカットするからおかしなことになるんだ。判りやすいように例え話をしただけだ」と。

おっしゃる通りなのだが、例え方が不適切だったと言う話をしているのに、報道のせいに話を摩り替えている。論点のすり替えも甚だしい。
そもそも、美味しいところだけ切り出して報じるのが、報道機関の仕事(報道機関に限らないが)であって、そんなことを力説していること自体が滑稽でくだらないのだが、まぁ、論点のすり替えと言うのはずるいやり方だが、報道のあり方について意見したかった気持ちは認めてあげたいと思う。
そもそも、総理の不適切な例え話に対する、この人のコメントを聞いたところで何の役にも立たないし。


ところで、その番組を見る以前に、総理が同じような言い訳をしている記事を読んだ。

「そこだけ切り出してどうのこうのと言われてもねぇ」みたいな言い訳だ。

タレント弁護士が言うならまだしも、総理がそれを言ったらおしまいでしょう。
タレント弁護士が言うと、報道のあり方に対する問題提起になるかもしれないが、総理が・・・言った本人が・・・そんなことを言ったら、自分の不適切な発言の責任を報道機関に転嫁しているようにしか聞こえないじゃないか。

この総理、本当に大丈夫なんだろうか?






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