TOM's Diary
DiaryINDEX|前日のDiary|翌日のDiary
2009年07月12日(日) |
ハイブリット高級セダン |
とある、国産自動車販売店の営業さんが、ハイブリット高級セダンの試乗車を持って我が家にあらわれた。 もう、そこのユーザーではないのだが、時間がある度に電話をかけてきてくれる。以前乗っていた大型ミニバンの新型が出たときもワザワザ試乗車を用意して電話をくれた(結局別の試乗車に乗って帰ってきたのだけど)。
昨日はたまたま出かける直前だったのでお店には行けないと断ると、時間があるので持って来てくれると言う。お店まで行って帰る時間を考えると無理だが来てくれるなら時間的には余裕がある。
そんなわけで試乗させてもらう。 ハイブリット車には何度も乗ってはいるが、もっとも最新鋭の部類に入る車だ。 乗って、STARTボタンを押すと、真っ黒だったディスプレイ(メーターパネルのこと)にグラフィックが表示されて、メーター表示になる。なんか演出が派手。エンジンの音もしないので、次に何をするべきか考えてしまう。 とりあえずハンドルやシートの位置を調整するが、全部電気仕掛け。シフトレバーを操作し、パーキングを解除(ここはメカニカルに解除)。 やはり音もなくクルマが動き出す。
どこかでエンジンが動き出しているはずなのだが、その感じはしない。ディスプレイ(メーターパネルのこと)に動力の伝わり具合を表示させてみるとエンジンが動いていることが判るが、以前に乗ったハイブリット車のようにエンジンがかかった瞬間の音やら振動やらはほぼ皆無に等しい。
シグナルスタートでぐいっとアクセルを踏み込むと気持ちいい加速をしてくれる。これはとても良い。エンジンの音も少し聞こえてクルマに乗っている感じがする。
試乗を終えての感想は・・・なんだか、ハイテク装備満点で電子に囲まれている感じ。ドライバーの居眠り検知機やらレーダークルーズやらいろんな安全装備等はまったく試していないし、普通に走っている分にはハイテク感はない(実際にはアクセルコントロールやブレーキコントロールもすべて電子制御されているのだろうけど)。でもクルマ全体がハイテクの塊で電子に囲まれている感じがする。 「いつかは・・・」と広告で謳われたこともあるだけあって、あらゆる面でとても良いクルマだとは思う。すごく良いクルマだと思う。いつかは乗ってみたいとすら思わせる。
しかし、今自分が乗っているクライスラーと比べるとあまりにも未来カーちっくで、なんともいえない感じが残った試乗だった。
|