お泊り。 - 2002年09月15日(日) 彼は海外旅行から帰ってきて、残りの休暇2日間を私のために使ってくれた。 しかも、外泊。 もう、2度と出来ないと思ってた彼との外泊。 「今日は、あすかが行きたいところに連れて行ってあげるよ」 そういって、彼は車を走らせた。 行きたいところ・・・ そういわれても、なかなか思いつかない。 結局、泊まるホテルを決めようってことで、喫茶店に入り、ホテルの割引券の付いた冊子を広げて二人で決めた。 少し時間があったので、お互いにマンガや雑誌を読んで時間を潰す。 「これなら、まんが喫茶に行けば良かったね」 と笑って言った。 喫茶店を出ると彼が 「ボーリングしよう」 と言い出して、ボーリングをしに行く事に。 ボーリングを1ゲームだけして、あとは併設されているゲームセンターで二人でメいっぱい遊んだ。 そして、適当にご飯を食べて目的のホテルへと向かう。 ホテルにつくと、彼はシャワーを浴びた。 私はベットでゴロゴロ。 二人でテレビを見て、お茶を飲んで、ゲームして、ゆったりと過ごした。 彼に抱かれて嬉しかったけど、複雑な気持ちはまだ残っていた。 彼は私の何処がいいんだろうか・・・ 彼は優しく抱きしめてくれる、一緒に沢山笑ってくれる。 でも、いつか別れなくちゃいけないんだよね。 その時は、そんなに遠い未来じゃない。 よく判ってる。 だけど、こんなに相性のいい人は初めてで、どうしてもっともっと早く彼と出会えなかったのだろうかといつも思う。 彼にきちんと言葉で聞けないのは、怖いから。 拒否されてしまうのが怖いから。 元彼に言われた言葉がどこかに残っている。 彼に自分の本音を伝えようとすると、胸が苦しくなる。 そして、何も聴けなくなってしまう。 私が本音を言ったばっかりに、元彼とは別れることになった。 別れてよかったとは思うけど、あの時言われた言葉はやっぱり私の心のどこかに刺さったままになっている。 くだらないかもしれないけれど、あの時の感覚が思い出されて怖くなる。 苦しくて、悲しくなる。 今回のお泊りはTVゲームに夢中になって私は起きていたのだけど、彼は先に寝てしまった。 先に寝てしまった、彼の寝顔はとっても可愛くて、そして寝言も沢山言っていた(笑) 朝、一緒にご飯を食べて、お昼前には帰ってきた。 正確に言ったら2日間じゃないけれど、素敵な時間だった事には違いない。 ありがとう。 大好きよ。 -
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