☆★☆IN THE LIFE☆★☆...あすか

 

 

怒られた。 - 2002年10月17日(木)

実は今日、彼とデートの約束をしていた。

朝から母と喧嘩してしまった私は、機嫌が悪くて、いつもの待ち合わせ場所で彼の車に乗り込んだとき、彼は私の様子がおかしいことに気がついたようだった。

母との喧嘩の原因は、いつもだったらそんなに怒らないことなんだけど、派遣の仕事が書類選考で落ちてしまったこともあって、少しへこんでいた私は食ってかかって喧嘩をしたのだ。

彼は私の体調を気遣ってくれたが、私は彼の顔をろくに見もせずに返事をして、それからはほとんどしゃべらないままにホテルへ。

部屋に入って、二人でソファーに座っていたら、彼が元気のない私を気遣って声をかけてくれた。

それがきっかけで、私は今まで溜め込んでいた感情を一気に出してしまった。

ずっと泣き続ける私を彼はしっかりと抱きしめて、慰めの言葉をかけてくれる彼。
その言葉にうなずきながらも私の涙は止まることがなくて、ずっとずっと泣いていた。

そして、私が投げやりになり「もういやだ」という言葉を口にして彼から離れた途端、彼は急に冷たくなって、私が話しかけても答えてはくれなくなってしまった。

私の投げやりな態度が、彼を怒らせてしまったらしい。
懸命に謝っていると、彼が私を抱き寄せて少しだけ怒った口調で
「もう、泣かないの。一緒に頑張ろう。応援するから」
と言ってくれた。

「一人にしないで・・・」

そういう私に、彼は

「いつでもそばに居るから、大丈夫だよ」

そういいながら、しっかりと抱きしめてくれた。

そして最後に「辛かったらまた泣いてもいいから」といった。


今日ほど彼の優しさが身にしみたことはない。

彼に少しだけ怒られたけど、それでよかったと思う。
私は反省すべき点だらけなのだから・・・




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