怒られた。 - 2002年10月17日(木) 実は今日、彼とデートの約束をしていた。 朝から母と喧嘩してしまった私は、機嫌が悪くて、いつもの待ち合わせ場所で彼の車に乗り込んだとき、彼は私の様子がおかしいことに気がついたようだった。 母との喧嘩の原因は、いつもだったらそんなに怒らないことなんだけど、派遣の仕事が書類選考で落ちてしまったこともあって、少しへこんでいた私は食ってかかって喧嘩をしたのだ。 彼は私の体調を気遣ってくれたが、私は彼の顔をろくに見もせずに返事をして、それからはほとんどしゃべらないままにホテルへ。 部屋に入って、二人でソファーに座っていたら、彼が元気のない私を気遣って声をかけてくれた。 それがきっかけで、私は今まで溜め込んでいた感情を一気に出してしまった。 ずっと泣き続ける私を彼はしっかりと抱きしめて、慰めの言葉をかけてくれる彼。 その言葉にうなずきながらも私の涙は止まることがなくて、ずっとずっと泣いていた。 そして、私が投げやりになり「もういやだ」という言葉を口にして彼から離れた途端、彼は急に冷たくなって、私が話しかけても答えてはくれなくなってしまった。 私の投げやりな態度が、彼を怒らせてしまったらしい。 懸命に謝っていると、彼が私を抱き寄せて少しだけ怒った口調で 「もう、泣かないの。一緒に頑張ろう。応援するから」 と言ってくれた。 「一人にしないで・・・」 そういう私に、彼は 「いつでもそばに居るから、大丈夫だよ」 そういいながら、しっかりと抱きしめてくれた。 そして最後に「辛かったらまた泣いてもいいから」といった。 今日ほど彼の優しさが身にしみたことはない。 彼に少しだけ怒られたけど、それでよかったと思う。 私は反省すべき点だらけなのだから・・・ -
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