モスクワ留学日記
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モスクワ マイナス20度
鼻毛凍ってます。
年末〜年明けは穏やかでしたが、2日の夜からぐんと冷え込み それはそれは寒いモスクワ。
そんな寒さに耐えつつ、久々に完徹しちゃいました。
や、マージャンでなくて。
べんきょーですって。
そして今期一番難しいとウワサの試験を受けに大学へ。
ワタシの順番がまわってきて席に座る。
教授、開口一番
「あんた誰?」だと。
このセリフ、他の外国人にも言っているのを知っている。
出たな、白人至上主義者め。 うちら外国人はけっこうアナタの授業に出てたんですけどねぇ 「初めて見る顔」たぁ上等なことぬかしやがる。
なんだか知らんが、外国人を嫌う教授っているもので ハナっから相手にしてもらえない。
出席率が悪かったという(あんた誰?という)理由で 何も答えさせてもらえないままに再試決定。
同じクラスに妊婦なモンゴル人がいるのだが、 もういつ生まれてもおかしくない状態。 そんな中試験に通ってきているが、 この教授の前では問答無用。
ワタシと同じ理由で 再試を受けに来いとな。
こういう人はこっちも相手にしないのが一番なんだけど いかんせん試験なのだから受けねばならぬ。 受からねばならぬ。
外国人に試験を受けさせないとは、 出席していたのに「知らない」と言い切るその態度は、 それでもアナタは教師の端くれか? 教育大学で教鞭をとる教師なのか?
用意してなかったならともかく、 徹夜して臨んだだけに すっげー悔しい悔しい悔しい悲しい。
今日の試験を受けた実に学生の7割が再試決定。
とにかく奴の試験が一番難しい! と悪名高い教授ではあるのだが。
学生の冬休みを減らすのが趣味なんだろうか。 まぁ、毒づいたところで試験は受けねばならないのだが。 ちなみに試験と言っても、ザチョットなんですが。 試験より難しいザチョットなんて嫌だ。
解説:
ザチョットとは「可」か「不可」の試験。 これをすべて受け終えると、試験を受ける資格がもらえる。 試験は5段階評価。5が一番よろし。
今期、ザチョット6個。試験は4つ。
しかし、正月もまだ3日だというのに。 年明けからヘコム。無念。
気を取り直して次の試験準備でもやるかな。
(ため息)
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