ちょっと今日はかなり深刻になりがちな話。。。。 オレパン日記っぽくないよ。いいっすか?ぜひハンカチを用意してお読みください。(笑)
オズちゃんの国トルコには徴兵制があります。オレパンと離れている間にオズちゃんは軍隊へ18ヶ月間いっていたのですが、その18ヶ月の間、大変つらい思いをしたらしく、オズちゃんは精神的にちょっと参ってしまっていた時期があったそうです。 昔、オズちゃんの友達の話とか、いろいろな噂とかでトルコの軍隊が本当にひどいところだという話は聞いたことがあったのですが、実際日本人であるオレパンには、まったく実感がわかないし、想像もできなかったのです。でも実際にオズちゃんが体験したことを聞いて、本当に言葉を失くしてしまったこともありました。
精神的に参っていた話はオズちゃんの家族からも聞いていましたし、実際に本人からも聞いていて知っていたのですが、現在の本人を見ていると、昔と変わらず、明るく、屈託がなく、おもしろく、誰にでも好かれるとてもいい子なので、そんな精神を患っていたなんて絶対に気づかないというか、思いもつかない感じだったのです。
しかし、今回久しぶりに日本に遊びに来たのに、学生時代だった頃とは違いオレパンが昼間働いているため、母国語が通じない状態で、しかもとっても狭いアパートの中で、一人でポツーンと時が過ぎるのを待つ日々をしばらく送り、しかもその状態がよくないかな?とオレパンが思い込み、実家だったら、昼間家族もいるし、稼業もお手伝いできて、やることがあっていいのではないか?と思い、オズちゃんと実家へ強制送還してしまい、離れて暮らすストレスを考えていなかったのがいけなかったかもしれない。 実家ではよく働くし、オレパン家族にも大変好かれ、お手伝いもよくするいい子だったし、本人も楽しいと言っていたのだが、心の奥の奥では、やはり気をいっぱい使っていたし、緊張もしていた上に、オレパンに会えないというストレスも加わってしまっていたのだろう。
温泉旅行の夜くらいから、ちょっと精神のバランスが崩れ始めてしまったみたいだった。つまり再発しちゃったのである。
今までの人生の中で、なかなか精神のバランスが崩れてしまった人を目の当たりにしたことがないオレパン家族にはかなりのショックが走ってしまった。 オレパン本人でさえ、どうしていいのか分からなかったのである。
一応病院に行くことにした。病院でお医者さんにいろいろ相談してみると、一つのことが原因で起こる病気ではないということ、そんなに重度な状態ではないということ、薬を一週間飲み続けて、リラックスした状態を保てば、すぐによくなるということを聞き、ホっとすることができた。 しかし、まだオレパン自身もショックだったし、自分の責任だと感じていたし、オズちゃんがよくなるために出来るだけのことをしなくちゃ!!ととてもきばってしまっていた。
実際にこうゆう経験がないと分からないかもしれないけど、こうゆう状態になっているときっていうのは、もう本人ではない。理不尽なことをいっぱいされるし、言葉で傷つけられたりすることもある。怒りやすくなっているし、自分の思い通りにならないと暴れることもある。でも周りの人間は、それは本当の本人ではないってことを知っているから、我慢しなくちゃ、我慢しなくちゃと、自分を抑えてつけようとしてしまうのです。そしてその周りの人間まで共倒れになってしまうことがあるそうです。
たったの二日間が過ぎただけなのに、オレパンは疲れきってしまっていた。泣いてしまったこともあった。そんなオレパンを見て、家族が結婚を考え直したほうがいいというニュアンスで話を持ちかけてきた。しかしそうゆう風に話をされることによって、余計オレパンは悲しくなり、つらくなってしまい、泣きたくなるのだ。まあ、家族の気持ちも分からないことはないけどね。
で、ごしこから丁度タイミングよく電話がかかってきた。ごしこは変態だけにいろいろな経験がある。奥深い変態なのだ。 実際に友達にオズちゃんよりも全然ひどい精神病を患った人がいたのだ。そしてごしこが看病していたらしい。その体験話と、アドバイスを聞いて、オレパンはすーーーーーーっとすっごく楽になってしまった。 ごしこのアドバイスは以下のとおり。。
1、オズちゃんのことを一番に考えるのはやめろ。 2、オズちゃんの行動はすべてギャグだと思い深く受け止めず流す。 3、自分が悪かったと思うのはやめろ。 4、常に自分が楽しく過ごすように心がけろ 5、かかりっきりになるな 6、頑張ろうと思うな、それが生活の一部だと思え 7、人格が失われているのじゃないので嫌なことをされたらちゃんと 説明して何が嫌なのか、悲しいのか、分かってもらえ
要するに、こうやって羅列すると、ひどい人のようだが、本当にこれを実際に実行することにより、オレパンにもオズちゃんにもプラスになっていくのが実感できたのです。 例えば、オレパンが悲しい顔をすればするほど、オズちゃんは不安になるし、説明もせず悲しんでいても、不安になる。不安を与えることがこの病気は一番良くないのです。 自分の生活をちゃんと続けていれば、疲れることもない。 オズちゃんのすべての行動をギャグだと思えば、なんだかんだと普通に受け答えできるし、すべての行動を楽しめる。オレパンが楽しんでいると、自然にオズちゃんも楽しんでくる。笑顔がもどる。(本当にまったく笑わなかったのに)笑顔を見るとますますオレパンも嬉しい。。という風に、すべてがプラス、プラスへと働きかけるのです。
ごしこ、さすが、ただの変態じゃねえぜ。感謝だわさ。オレパンもますますパワーアップ。もう怖いものなどない。ますます、オヤジ化が進むかもしれません。。。
ただ、問題なのは、オレパン家族のこと。上記のごしこアドバイスを実行するほどの余裕はまだないのだよねえ。ま、でもオレパンが悲しんだりしてないことを見れば、オレパンの気持ちも分かってもらえるのではないでしょうか。
だいたいさー。今まで好きだった人が、こうなってしまったから、じゃあおしまい、さようならって出来るほど器用な人間じゃねーんだよ。しかも仏じゃないんだから、いきなりこんな風になったらショックをうけて最初は泣きたくもなるっちゅーーーーーの!!そこを分かってほしいのよね、周りの人には!プンプン。頼むから暖かく見守ってくれって感じです。極力迷惑かけないようにするからさーー
現在のオズちゃんは、まだまだ完治ってわけではないですが、よく笑うようになったし、オレパンも楽しく過ごすことができていますので、大丈夫。いつの日か昔のオズちゃんに戻ってくれるんじゃないかな?前回もすぐに戻ったって家族の人が言ってたし。 しかし、期待しすぎるとぶり返したときにがっかりすることもあるので、期待はしすぎないようにしております。長い目で暖かくオレパンはオズちゃんを見守っていきますよ。みなさん。 まあ、なんて、なんていい子なんでしょう。(注:ここは泣ところです。さあ、泣いてください思う存分!!)
ま、こうゆう状況なので、オレパンのトルコ行きが早まるかもしれません。ま三月末にはどっちにしろ日本にいる予定なので、また帰ってくるけど。すべては予定は未定状態です。がははははは
トルコの式はオレパン的には絶対に9月に予定通りあげたいので、大丈夫です。意思は強いそして固いですから。。。
ということで、オレパン本日とっても熱くなってしまいました。熱いオレパンはいかがでしたでしょうか?
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