ぽちの日記
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2001年12月18日(火) オム子さんはブルガリ・プールオムのオムから来ているのだ

オム子さんと男の話。

オム子さんは予備校に出現するやいなや、彼氏の話をし始めた。
おまけに授業が始まって1週間以内に「妊娠したかもしれないから医者に行っていた」と言って欠席なさった。
*しかしその後2年後まで自分は処女であると言い張っていた。

一週間に一回は彼氏が予備校にまでお迎えに来た。
その当時の彼氏は高校3年で年下だったし、身長が彼女と同じくらいの細身の男の子だった。
(あれは男というより男の子と言った方が正しかった。)
*その一週間に一回の日は予備校の授業後に全部メークを落として化粧をやり直すのでそれを見ながら会話していたのである。

その後某ミッション系大学の入試の日、オム子さんと同じ大学を受けていたぽちは試験が終わった後にストーカー対策に試験の部屋にオム子さんをお迎えに上がったりした。

これらのことに驚いている方が少数派なのかもしれないが、
ぽちの高校時代回りに男女交際とやらをしている人はほとんどいなかった為びびった。
全てのことに興味津々だった。
あまりにもカルチャーショックが凄すぎて羨望を通り越して珍しい見物を見る感覚だったので、妬み嫉みの気持ちは湧いては来なかった。
彼女は男にチヤホヤされる女が嫌いで、ぽちがちょっとでもいい思いをしようものなら、速攻不機嫌になるか落としにかかってきたが、ちょっとやそっとのどうでもいい男と話す位なら彼女の方が楽しかったので、そういうことを黙殺してきた。

さて、予備校時代から彼女はおハイソ志向のある女だった。ぽちの友人にありがちなパターンではあるが。
農地解放で貧乏になったと主張する人と意気投合していた。
予備校の時の彼氏から3人の遍歴を知っているが、みんな東大である。
これは彼女自体が東大なので普通なのかもしれんが。

企業短期経済観測調査とかを発表する銀行だったり、中央省庁の男ばっかりである。
共通の友人が公務員とつき合っていると聞けば即「キャリア?」と聞き返すキャラである。

そして相手の男はみんな身長が彼女と同じくらいの細面な男である。少々癇癪持ちのナイーブな少年風味である。
彼女は外見に似ず、尽くす。おまけに、つき合っている間は彼氏のことを悪く言うことはない。誉めまくりである。その点は極めて偉いと思う。
別れてから「なんであんな人とつき合っていたんだろう」とか言いだし、よくよく話を聞くとそれは外道な男なのでは?と思ったりもする。
まぁ恋って所詮は脳味噌やられているだけだからそれでいいのだろうが。

そして相手の男に要求するのは自分を賢い人間として扱って欲しいということである。
今度は弁護士にターゲットを絞っているようだが、どうも最後のこの一点に置いて彼女の要求を満たすことが出来ずにご交際にまでは至っていないようなのである。


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